試験における合理的配慮
大学では,授業での情報保障以外に,入学試験や定期試験においても,受験上の配慮として特別措置を実施しています.試験時の配慮内容は,障がいの種類と程度によって決定します.多くの大学では,大学入試センターが実施している特別措置に準じる形で試験時の配慮内容を決定しています.詳しい内容は,大学入試センターのページをご覧ください.
独立行政法人大学入試センター 受験上の配慮案内のページ
試験における合理的配慮を考える
教員・教務担当者のための『視覚障がい学生支援セミナー』
(2020年2月4日(火)実施)
大学入試センター准教授南谷和範氏をお招きし,入試・試験における合理的配慮に関するセミナーを開催しました.セミナーでは,「入試における配慮と手続き」や「入試・試験問題製作」の実際について具体的かつ丁寧な解説をしていただきました.また,ご講演の後,「プレイスメントテストで障がい学生に対してどのような配慮をすべきか」「情報保障にICTを活用することの課題と可能性」「延長時間・配慮内容の妥当性」に関して,フロアを交えて活発な議論がなされました.
高等教育機関で障がい学生支援に従事するスタッフにとってはホットな話題だったようで,日本全国から多くのご参加をいただきました.
下記に,当日資料をアップしていますので,ご自由にダウンロードしてご活用ください.