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ニュース一覧
木曜定例研究会(通称:定例研)の2022秋学期のラインアップです!
【第1145回 2022.9.29】 学生による夏休み発掘調査報告①
【第1146回 2022.10.6】 学生による夏休み発掘調査報告②(塚穴古墳測量など)
【第1147回 2022.1013】 鋤柄俊夫(元同志社大学文化情報学)「遺跡の見方と歩き方ー新宮下本町遺跡を中心に(和歌山県新宮市)-」
【第1148回 2022.10.20】 高野陽子(公財・京都府埋蔵文化財センター)「初期ヤマト王権と導水祭祀」
【第1149回 2022.10.27】 岡部裕俊(伊都国歴史博物館長)「伊都国再考」
【第1150回 2022.11.10】 4回生卒論発表①(槇和泉)
【第1151回 2022.11.17】 4回生卒論発表②(春名英行)
【第1152回 2022.11.24】 4回生卒論発表③(公門杏実)
【第1153回 2022.12.1】 福田英人(藤井寺市)「世界遺産“百舌鳥・古市古墳群”の考古学的評価と登録プロセス」
【第1154回 2022.12.8】 廣重知樹(大学院博士2回生)「縄文時代前期後半における中四国から九州北部の土器編年研究」
【第1155回 2022.12.15】 河内一浩(元羽曳野市)「紀伊の埴輪ーその地域性と野帳考古学-」
【第1156回 2023.1.12】 3回生による研究発表
【第1157回 2023.1.19】 2回生による研究発表
2023年の冬季「塚穴古墳群」の発掘調査は2月15日5から3月7日まで実施します。
考古学研究室の冬期発掘調査は、昨年の2月に測量調査を、9月に発掘地層あを実施した塚穴古墳群(京都府木津川市南加茂台・塚穴公園内)の第3次調査です。期間は2月15日から3月7日まで(休日=2/18・21・22・28、3/1・4)。土日曜日は3/4を除いて作業を行っていますので、OBのみなさま、興味のある方はいつでもお出でください。今回の発掘調査の目的は、①1号墳石室内の客土の除去、②1号墳北側の墳形確認、③1・2号墳の間の測量、の3点です。なお、3/5の13:30には、地元の方々のみを対象にした現地説明会を実施します(駐車場はありません)。
近畿地区大学考古学連絡協議会
大学院生の廣重知樹さん(博士2回生)が九州考古学会奨励賞を受賞しました。
2022年11月28・29日に開催された、九州考古学会総会において、文学研究科文化史学専攻(博士後期課程2回生)の廣重知樹さんが「九州考古学会奨励賞」を受賞しました。
九州考古学会は1930(昭和5)年に創設された、日本の考古学学界では最古級に属する歴史ある学会です。本賞は、機関誌『九州考古学』に投稿された論文のうち、内容が優れ将来も期待される35歳以下の執筆者(会員)に授与されます。
廣重さんの受賞論文「九州縄文時代前期後半土器群の動態」は、『九州考古学』96号(2021年11月)に投稿されたもので、縄文時代前期後半(約6,000年前)の西日本における縄文土器の広域的編年に関する研究です。これまでこの分野では、地域編年研究が主流でした。しかし今回、意欲的に広域的な編年研究に初めて取り組み、従来不明であった年代的な併行関係を明らかにしたことが評価されました。
★2022年度九州考古学会総会における九州考古学会奨励賞授与式の様子★
★左:廣重さん 右:宮本一夫会長(九州大学教授)★
