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木曜定例研究会(通称:定例研)の2023秋学期は9月28日から始まります

会場:同志社大学新町キャンパス渓水館1階会議室  18:30~20:00

【第1171回】 9月28日  学生夏期発掘調査等報告会①
【第1172回】 10月5日  学生夏期発掘調査等報告会②
【第1173回】 10月12日 森川 実さん(奈文研))
【第1174回】 10月19日 清水邦彦さん(茨木市)
【第1175回】 10月26日 4回生卒論発表会①(石田蓮さん)
【第1176回】 11月2日  4回生卒論発表会②(松原涼汰さん)
【第1177回】 11月9日  4回生卒論発表会③(榊原悠介さん)
【第1178回】 11月16日 4回生卒論発表会④(生嶋柊哉さん)
【第1179回】 11月30日 門田誠一さん(佛教大学名誉教授)
【第1180回】 12月7日  未定
【第1181回】 12月14日 大学院修士1回生×2名①
【第1182回】 12月21日 大学院修士1回生×2名②
【第1183回】 1月11日  3回生①
【第1184回】 1月18日  3回生②

 

 

 

 

 

 

2023年09月22日

2023年の夏期「塚穴古墳群」の第4次発掘調査は9月19日に終了しました

考古学研究室の夏期発掘調査は、塚穴古墳群(京都府木津川市南加茂台・塚穴公園内)の第4次調査は、9月19日をもって終了しました。発掘調査成果については、添付の現地説明会資料をご覧ください。
塚穴古墳群の発掘調査は、来年2月の第5次発掘調査が最後であり、その目的は以下の5点です。
 ① 1号墳羨道の構造確認と、石室・羨道の実測図完成
 ② 1号墳東側の溝(堀切)の有無確認(墳丘規模確認)
 ③ レーザー探査で存在が想定された2号墳の石室確認
 ④ 地形測量図の補足→全体図の完成
 ⑤ 現地説明会に際して参加者全員に石室内に入っていただく


2023年09月20日

近畿地区大学考古学連絡協議会

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2022年度「近畿地区文化財専門職説明会」は対面式とライブ配信のハイブリッド形式で実施しました(同志社大学2023.1.29)。会場には学生29人、社会人27が参加。オンライン参加は47人

合計で103人の参加者を得ました。パネルディスカッションでは対面式らしい活発な意見交換がおこなわれました。

 

 

2023年02月05日

大学院生の廣重知樹さん(博士2回生)が九州考古学会奨励賞を受賞しました。

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2022年11月28・29日に開催された、九州考古学会総会において、文学研究科文化史学専攻(博士後期課程2回生)の廣重知樹さんが「九州考古学会奨励賞」を受賞しました。
 九州考古学会は1930(昭和5)年に創設された、日本の考古学学界では最古級に属する歴史ある学会です。本賞は、機関誌『九州考古学』に投稿された論文のうち、内容が優れ将来も期待される35歳以下の執筆者(会員)に授与されます。
 廣重さんの受賞論文「九州縄文時代前期後半土器群の動態」は、『九州考古学』96号(2021年11月)に投稿されたもので、縄文時代前期後半(約6,000年前)の西日本における縄文土器の広域的編年に関する研究です。これまでこの分野では、地域編年研究が主流でした。しかし今回、意欲的に広域的な編年研究に初めて取り組み、従来不明であった年代的な併行関係を明らかにしたことが評価されました。


★2022年度九州考古学会総会における九州考古学会奨励賞授与式の様子★         
★左:廣重さん 右:宮本一夫会長(九州大学教授)★

2023年02月19日

古代学研究会・関西縄文文化研究会の例会案内

【古代学研究会】
  日時  2023年7月15日(土) 18:00~20:30
  会場  アネックスパル法円坂6階11号室(大阪市中央区応援坂1-1-35)
  内容  ① 「ー誉田御廟山古墳の立ち入り観察」今尾 文昭 (関西大学文学部(非常勤講師)
      ②「ー畝傍陵墓監区事務所建替え事前調査の限定公開」
                     鍋島 隆宏 (太子町まちづくり推進部観光産業課)
      ③「ー市庭古墳立会見学 」今尾文昭・鍋島隆宏
      ④ 「唐櫃山古墳の成果と出土埴輪について」泉 眞奈(藤井寺市教育委員会 文化財保護課)

【関西縄文文化研究会7月例会】
  日時:2023年7月15日(土) 10:00~17:00
  会場:奈良大学博物館(博物館棟 第2実習室)(奈良市山陵町1500)
  内容:秋篠・山陵遺跡出土遺物見学会
      10:00 遺物見学(自由見学)
      13:00 開会
      13:05 発表1 岡田 憲一(奈良県立橿原考古学研究所)
           「「滋賀里Ⅲa式」とは何であったか?-秋篠・山陵遺跡出土土器の意義-」
      14:00 発表2 森川 実(奈良文化財研究所)
           「秋篠・山陵遺跡出土の縄文晩期石器群」
      14:40 遺物見学
      16:00 意見交換
      16:50 事務連絡
      17:00 閉会

2023年05月01日

本学1987年度生・大道和人さんが博士(文化史学)の学位を取得しました

本学1987年度生の大道和人さん(滋賀県教育委員会)が博士(文化史学)の学位を取得されました。そして3月20日の卒業式に際して、植木朝子学長から学位記が授与式されました。博士論文の題名は「日本古代製鉄の考古学的研究-近江から日本列島へ-」です。6世紀代から開始された日本列島内での製鉄について、古代の近江における製鉄遺跡を中心に律令期における日本列島全体での製鉄の生産体制を復元するという内容。今後の古代製鉄研究にとって不可欠な力作と位置づけられます。詳細は5月11日の定例研でご発表いただきます。乞うご期待です!

2023年04月06日

本学1978年度生・門田誠一さん日本考古学協会大賞を受賞

去る5月28日(土)に東海大学湘南キャンパスにて開催された日本考古学協会第89回総会において、本学研究室1978年度生の門田誠一さんが(現.佛教大学名誉教授)、ご著書『魏志倭人伝と東アジア考古学』
(吉川弘文館)により日本考古学協会大賞を受賞されましたのでお知らせします。
ご著書は魏志倭人伝に登場する倭人の習俗と社会を考古学から探ろうとするもので、門田さんの長年の古学研究の真骨頂・集大成ともいえるものです。本学研究室のOBが、こういった大きな賞を受賞されることは大変喜ばしく、我々後輩にとっても大きな刺激になります。門田さん、おめでとうございました!
2023年05月30日

同志社大学考古学研究室開設70周年記念祝賀会6月3日に開催しました!

去る6月3日(土)、本学寒梅館(旧学生会館)の7階レストランにて、同志社大学考古学研究室開設70周年記念祝賀会を開催しました。OB46名、学生17名、合計63名が参加。初代教員酒詰仲男先生のお弟子さん6名も参加。冒頭に1957年度生の白石太一郎先生の考古学研究室開設当時の思い出話の後、1966年度生の松藤和人先生による乾杯のご発声をいただきました。会場では、懐かしい同級生や先輩・後輩の語らいで笑い声が絶えませんでした。途中、歴史資料館主催の考古学研究室替え歌集も披露されて盛り上がりました。学生にとっては、大先輩方の勢いに圧倒された感じでしたが、本学考古学研究室の歴史と伝統を感じ、考える良い機会になったようです。

2023年06月15日

本学2001年度生の清水邦彦さんが博士学位を授与されました

9月23日、本学2001年度生の清水邦彦さん(大阪府茨木市)が、「博士(文化史学)」の学位を授与されました。学位論文の題名は「弥生時代青銅器鋳造技術と生産体制」。青銅器の生産体制をその鋳造技術の復元から探り、弥生時代から古墳時代への社会変化の実情に迫る研究です。コロナで停止していた「同志社ダウン」の着用も復活しました。添付の画像をご覧ください。植木学長から学位記授与の場面です。

2023年09月26日