古代学研究会の例会案内

【古代学研究会11月例会】
 日時:2023 年 11 月 18 日(土) 18 時~ 20 時 30 分
会場:アネックスパル法円坂3階 1 号室(大阪市中央区法円坂1丁目 1-35)
テーマ:「豊臣政権の土木工事について考える」
発表①:「京都新城の発見とその意義 」
    南孝雄( 公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所)
内容: 2020 年に京都大宮仙洞御所の敷地内で、豊臣秀吉がその生涯で
最後に築造した京都新城の石垣と堀の一部が発見された。京都新城に関する
遺構はこれまで全く確認されておらず、文献資料も限定されることから、
その実態については、ほとんど知ることが出来なかった。本発表では、
調査で確認された石垣や堀を紹介しつつ、その後の調査成果も含め、
その意義について検討したい。
発表②:「太閤堤築堤の歴史的意義」
    杉本 宏(京都芸術大学 日本庭園・歴史遺産研究センター)
内容:文禄三年 1594 、豊臣秀吉の伏見城 指月城 に伴い、宇治川から
淀川に至る範囲で、大規模な河道整備が行われた。俗にいう太閤堤の築堤である。
この具体的な遺構が平成 19 年に宇治橋北側で発見され、当時の治水技術が
具体的に知られるようになった。報告では、この発掘遺構の概要と太閤堤の
歴史的意義について考えたい。
司会:林日佐子
開催方法:事前予約なしで、ご参加頂けます。
参加費(資料代):一般600 円、学生 400 円
HP:ttps://kodaigaku.wp.xdomain.jp/
Email:kodaigakukenkyukaireikai@yahoo.co.jp

2023年10月27日