古代学研究会の例会案内

【古代学研究会4月例会】

日時 :2024 年4月 20 日(土)18 時 00 分~20 時 30 分
会場 :大阪市教育会館(旧アネックスパル法円坂 名称が変更となりました)
      3階1号室(大阪市中央区法円坂1丁目 1-35)
テーマ:「準構造船の出土部材から考える」
発表①:「弥生・古墳時代における準構造船の基礎的研究」
       宮原千波(総合研究大学院大学 博士課程(2024 年度入学予定))
内容:弥生・古墳時代に登場・普及した準構造船は、東アジア木造船舶史に
   おける画期として注目される。これまでに出土した準構造船部材には、
   未だ、その全体像を明らかにする良好な資料が確認されていない。そ
   のため、主に準構造船を模した船形埴輪に着目して、構造の復元など
   が行われてきた。発表では、特に準構造船の出土部材に焦点を当て、
   船体構造および技術についての検討を行う。
発表②:「河内湖周辺地域出土の船関連資料」
       塚本浩司(公益財団法人 大阪府文化財センター)
内容:大阪、特に河内湖周辺は、準構造船など船関連資料が数多く出土する地
   域である。ほとんどが再利用された断片となっているが、古代船の姿を
   探る数少ない手がかりとなる。発表では、弥生時代から古代までの出土
   品から船の規模や規格を推定する。さらに出土遺構や遺跡立地も考慮に
   いれて使用場所や目的について考えてみたい。
司会:林 日佐子
開催方法:事前予約なしで、ご参加頂けます。
参加費(資料代):一般 600 円、学生 400 円
古代学研究会
HP:ttps://kodaigaku.wp.xdomain.jp/
E-mail: kodaigakukenkyukaireikai@yahoo.co.j

2023年10月27日