本学1988年度生の廣瀬時習さんが博士学位(文化史学)を取得しました。
本学考古学研究室1988年度生の廣瀬時習さん(現.大阪府文化財センター)が、『玉からみた弥生・古墳時代の社会』で9月28日に学位が授与されました。内容は弥生・古墳時代の社会構造の内容とその変遷について、玉の生産技術、生産体制、流通、使用状況などを通じて分析・復元するものです。
日々の通常業務があるなか、平日業務後の5時以降と休日を使ってのおよそ30年に及ぶ地道な研究の集大成として、この博士学位があります。研究を継続することの大変さと大切さが詰まった博士論文です。
廣瀬さん、本当におめでとうございました。廣瀬さんの博士学位取得は、本学考古学研究室の誇りであり、後輩にとっての憧れと目標になります。どうぞ今後とも、素晴らしい研究の継続を期待します。