2011年 プロジェクト科目 京都企業の優秀なDNAを探る

 

 

 

 

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6/21(火)に私たちは、京都に本社を置く、京セラを訪問しました。

 

 

◆京セラとは 

 

日本の大手電機機器メーカーで、核となるファイン・セラミックスから始まり、電子部品、情報・通信機器、光学部品などを扱います。ファイン・セラミックス・メーカーとして1959年(昭和34)稲盛和夫(1932-)らにより資本金300万円で設立された京都セラミツクが前身だと言われています。

また、京セラグループでは、素材から部品、デバイス、機器、さらにはサービスやネットワーク事業にいたるまで、多岐にわたる事業をグローバルに展開しており、さらに、グループ効果のシナジーを発揮し、世界中のお客様へ新たな価値を創出し続ける事を目指します。

 

 

◆経営哲学・理念  「魂の転移」 〜理念の継承〜

哲学がないと会社なんて続かない。哲学があっても、社員一人ひとりに、それが、浸透してなければ、結局続かない。

京セラの原点は、人対ひとの強い心のつながりをベースにしてきた経営から生まれました。

「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」

というのを掲げ、全従業員が力を合わせて経営に参画し、それぞれが仕事に喜びや生きがいを見出し、個人の能力を最大限に発揮することで、自らを高め人間として成長させる。

このように、「人間として何が正しいか」をものごとの判断基準にして「心」をベースにした経営が深く根ざしています。

 当り前のように思えて、当り前じゃない、このような精神は、先行き不透明の現代において、より競争優位を生み出す必要条件と仰っていました。

「企業は、どうであるべきか」、「当社は、何のために存在しているのか」、「他と同じ事をしているんじゃないのか」など、常々、自問自答し続けています。このような理念が、社員一人ひとりに、浸透しています。これって、僕たち学生にとっても非常に大切なことですよね。

 

 

◆アメーバ経営

アメーバ経営とは、組織を小集団に分け、市場に直結した独立採算制により運営し、経営者意識を持ったリーダーを育成し、全従業員が経営に参画する「全員参加経営」を実現する経営手法です。

具体的に、目的は、大きく三つに分けられます。

1.<市場に直結した部門別採算制度の確立>

会社経営の原理原則は、売上を最大にして、経費を最小にしていくことである。この原則を全社にわたって実践していくため、組織を小さなユニットに分けて、市場の動きに即座に対応できるような部門別採算管理をおこなう。

 

2.<経営者意識を持つ人材の育成>

組織を必要に応じて小さなユニットに分割し、中小企業の連合体として会社を再構成する。そのユニットの経営を、アメーバリーダーに任せることによって、経営者意識を持った人材を育成していく。

 

3.<全員参加経営の実現>

全従業員が、会社の発展のために力を合わせて経営に参加し、生きがいや達成感を持って働くことができる「全員参加経営」を実現する。