まず始めに、石田先生より、企画書の作成例を見せていただきました。
先生の作成した例をもとに、今後、企画書を書いてほしいとのことでした。
そして、本題。先週は、石田先生からいただいた参考図書を用いて、「各自で選定理由を明らかにしながら、京都の企業10社を選んでくる。」といった課題が出されました。そこで本日は、その各自が持ち寄った10社をもとに、グループでディスカッションを行いました。ウサギさんチーム(会長チーム?)のディスカッションの流れは次のようでした。
1.メンバーが選んだ10社を把握するため、全員が企業名を挙げていく。
2.各自がどのような観点を持って、10社を選んできたかを話す。
3.選定してきた企業にかなりのバラつきが見られたため、各自が選んだ中で最も推したい企業について、その理由とともに意見を詳しく聞いた。
4.メンバー1人1人の意見を聞く中で、同企業を推しているメンバーがいれば、その意見に付け足しをしていくと言った感じで、内容を深くしていった。
5.そして、全員でこれらの企業に共通している良い点は何かということについて考えた。
6.このグループが考える、良い点を持った企業10社を協議の上決定。
7.決定事項を3分間プレゼンで発表。
私達のグループが最終的に選んだ10社は、
福寿園、島津製作所、京セラ、堀場製作所、中沼アートスクリーン、ワコール、リヒト精光、不二電機工業、ローム、村田製作所。
この10社の選定理由は次の通り。
理念がしっかりしている、社員で理念を共有している印象を受ける。
社会貢献を目指している。
社是に個性があり、柔軟な考え方を持っている。
先を見据えた視点を持っている。組織としての基盤が確立している。
最も根本的な安全性や環境への配慮ができている。
社長は向上心を持ちながらも、謙虚な姿勢を忘れていない。
企業と社員との関係が良好で、社員を大切にしている。
社員への福利厚生が充実している。
女性も平等に働ける環境づくりをしている。
ベンチャー精神がある。
安定している。
新人への能力アップのための制度や、実力を評価するしくみが整っている。
本日の授業を通して、気づいた事・感じた事は、
・各自の専攻の影響もあるせいか、それぞれが持っている知識、あるいは、物事を見る切り口が違っていている傾向があり、非常に新鮮であった。(工学部のメンバーであれば、環境への視点を強調していたり、商学部のメンバーは経営の事に関して詳しかったり、社会学部のメンバーであれば、社会への貢献に重点を置いていたり…)もちろん、それは一概に言えるものではないが、新たな視点に気づく事で互いに勉強になっただろう。・私達のグループでは、意見の交換が非常に活発に行われ、みんなに発言する機会があった。そして、みんなが「相手の意見も聞く」という姿勢を持っており、いい雰囲気での話し合いができた。
・カメさんチーム(会長チーム?)の発表を聞いて、あちらのグループとはまた企業を見る観点が違っていて、非常におもしろい印象を受けた。(名表現も飛び出していた!)
各グループで受け取った参考図書が違っていた(ウサギさんチームは理系企業中心の本、カメさんチームは文理ともの企業を掲載しているようであった。)ので、交換して読んでみると、お互いの意見もより理解できるかもしれない。
総合して、非常に内容の濃いグループディスカッション及び、発表であった。
PJ科目メンバー全員が高いmotivationを持っており、今後の授業活動にも非常に期待できそうである。毎回の授業を通して、メンバーも打ち解け、非常に仲も良くなってきた。メンバー全員で協力し、この「出会い」をもとに、みんなで成長していきたい。
会長チーム(元ウサギチーム)、社長チーム(元カメチーム)とも白熱した討論を展開していました♪