同志社大学理工学部 化学システム創成工学科
計測分離工学研究室

研究室紹介

メッセージ

「計測分離工学研究室」は、「理工学部」の「化学システム創成工学科」にあります。「化学システム創成工学科」は7つの研究室から構成されており、その中のひとつです。学科のなかにあって、計測や分離に関わるところ、すなわち「分析化学」の領域を中心に担当しています。

「分析化学」の学問・研究領域を「方法論」ということばで表すこともあります。「方法論」は自然科学全体を考えるときにも使われます。自然科学は、「方法論」、「理論」、「各論」から成り立っており、それぞれの進歩の上に、自然科学の発展があるというひとつの考え方です。

「方法論」は、広大な『宇宙』全体から、計測や観測を通して、新しい情報を取り入れ、それらを「理論」、「各論」と共有しながら、自然科学を発展させていきます。ここで使った『宇宙』の言葉には、実際の宇宙から、地球の大気や海洋、そして動植物の生体のなか、身の回りの様々な物質や環境などが含まれます。

「方法論」すなわち「分析化学」が、その役割をしっかりと果たしていかないと、自然科学や理工学の発展も人類の将来も見えてきません。「計測分離工学研究室」では、みんなで知恵を出し合い議論しながら、完成した機器の使用や既存の考え方を利用することに甘んずることなく、常に新しい分離や計測の手法を提案し、基礎から応用まで幅広く研究活動に取り組んでいきたいと思います。

Laboratory Identity

Challenge ・ Originality ・ Philosophy & Friendship・Safety
(挑戦・独創性・考え方 & 友情・安全)

企業ではCorporate Identity (CI)が導入され、社員の意識向上、企業のイメージアップに役立られています。「計測分離工学研究室」に着任したころ、上のようなLaboratory Identity (LI) を掲げてみました。CI に対してLI すなわちLaboratory Identityがあっても良いのではと思いました。はじめの3つは研究に、あとの2つは研究室(人の集まり)に大切なことがらと考えています。英単語の使い方が不適切かもしれません。ご教授いただければと思います。

(6+2+2)S活動

整理・整頓・清掃・清潔・躾・節約(6S) + Safety・Security(2S) + しっかり・しつこく(2S)

安全に実験(研究)を行なうことが第一です。
研究室では、「保護眼鏡の着用」、「安全データシート(Safety Data Sheet)での確認」とともに上の「(6+2+2) S 活動」を推進しています。(3S+2S)活動等は、よく知られています。(6+2+2)Sと少し長くはなりましたが、研究室の安全等を考え、実行していきたいと思います。

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