沖縄の外生菌根菌の論文が掲載されました

外生菌根菌の群集動態の論文が、ヨーロッパ微生物学会連合の国際誌「FEMS Microbiology Ecology」に掲載されました。

沖縄本島北部の亜熱帯林(通称、やんばるの森)において、外生菌根菌の時間変動を2年間にわたって調べました。菌類群集が気温や降水量といった環境要因の変化に伴って変動するのみならず、時間距離が近いほど群集が似通っていること(時間構造、類似度の時間距離減衰)を示しました。

Matsuoka S., Kawaguchi E. & Osono T. (2016)
Temporal distance decay of similarity of ectomycorrhizal fungal community composition in a subtropical evergreen forest in Japan. FEMS Microbiology Ecology 92: fiw061.

http://femsec.oxfordjournals.org/content/92/5/fiw061

この研究は、
やんばる菌類多様性プロジェクトで実施しました。

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