南極観測の成果が論文になりました

南極湖沼の栄養塩循環の論文が、極域生物学の国際誌「Polar Biology」に掲載されました。

大陸性南極の貧栄養湖沼を対象とした野外観測から、湖底の植生に栄養塩(窒素・リン)が大量に集積していることを実証しました。

Tanabe Y., Yasui S., Osono T., Uchida M., Kudoh S. & Yamamuro M. (2016)
Abundant deposits of nutrients inside lakebeds of Antarctic oligotrophic lakes. Polar Biology 40: 603-613.

http://link.springer.com/article/10.1007/s00300-016-1983-1?wt_mc=alerts.TOCjournals

この研究は、
南極地域観測事業(第51次南極地域観測隊)で実施しました。

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菩薩池観測風景15