亜熱帯林における落葉分解
24/04/17 論文紹介
亜熱帯林において落葉の分解プロセスを調べた論文が、日本生態学会の国際誌「Ecological Research」に掲載されました。
この研究では、沖縄本島北部の亜熱帯林（通称、やんばるの森）において、12種の落葉の分解を3年間にわたって追跡しました。
Osono T. (2017) Leaf litter decomposition of 12 tree species in a subtropical forest in Japan. Ecological Research 32: 413-422.
http://link.springer.com/article/10.1007/s11284-017-1449-0
この研究は、やんばる菌類多様性プロジェクトで実施しました。
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この研究では、沖縄本島北部の亜熱帯林（通称、やんばるの森）において、12種の落葉の分解を3年間にわたって追跡しました。
- 落葉分解は難分解性の構造成分であるリグニンにより律速される
- 窒素放出のタイミングは落葉に含まれるリグニンと窒素の比で決定される
- 分解に伴って12種の落葉の化学組成が収斂する
Osono T. (2017) Leaf litter decomposition of 12 tree species in a subtropical forest in Japan. Ecological Research 32: 413-422.
http://link.springer.com/article/10.1007/s11284-017-1449-0
この研究は、やんばる菌類多様性プロジェクトで実施しました。
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