〜ALAプログラム参加学生からの声〜
「たくさんの司法関係者にお会いし、そして私たちを法曹仲間として迎えてくださったことに背筋がのびる思いがした。仲間として扱ってもらう以上、それだけしっかり勉強していないといけないと思った。グアムでみなさんが活き活きと仕事をされていたのが眩しかった。」
「日本ではあたり前な常識が、他の国では通用しない。自分が信じていたものが、正しいとは限らない、今存在する事柄に対して常に批判的に見ることができるきっかけになったように思います。人との出会いが、自分自身を大きく成長させてくれるということを実感しました。」
「被告の尋問から判決までひとつの事件の審理過程を見られましたし、簡易裁判所での裁判官の裁き方の妙技も拝見できました。あるときは場を和ませ、またあるときは厳しく諭しながらも、次々と事件を処理していく姿に魅せられ、夢中で傍聴しました。」
「被疑者の権利告知を現場警察官に徹底させる取り組みや、自爆テロ犯が及ぼす破壊力について実際に目で見て体験する研修についてなど、非常に興味深い話を聞かせていただいた。これまで、アメリカ法について学ぶ機会が何度かあったが、今回のプログラム参加でまさに百聞は一見にしかずということを思い知った。陪審裁判などを通して、国民のための司法というものがどういうものであるか、国民のための法律家というものが何たるかを肌で知ることが出来たことは非常に大きな収穫であった。」
「最初に見学した高等裁判所では、まず日本の裁判形式との違いに驚いた。司法長官の告発中や国選弁護人の抗弁中にも裁判官が度々細かな点について質問し、その場で疑問を解決していっていた。このような方法は、これまでに裁判傍聴をしたことがある日本の地裁や高裁ではみたことがないスタイルであった。」
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