間人DATA 「東京から1番遠い場所」 京都最北端の日本海に面した京丹後市間人(たいざ)。そこは、どこか懐かしい雰囲気の残る静かな漁師町――かつて「丹後ちりめん」の生産地として栄えた町には、機織の音があちこちに響いていました。

歴史と自然に包まれた「秘境」

周囲を山で囲まれている間人(たいざ)。
入り組んだ独特の地形は山陰海岸ジオパークにも認定されています。

「間人」という地名は、聖徳太子の母である間人(はしうど)皇后が、
蘇我氏と物部氏との争乱を避けて丹後の当地に身を寄せ、去る際に自らの名をこの地に贈ったものの、
住民は「はしうど」と呼び捨てにすることを畏れ多く思い、皇后が退座(たいざ)したのにちなみ、
間人を「たいざ」と読み替えた、との伝承が残っています。

立岩 間人皇后と聖徳太子の母子像

観光・食の宝庫

間人には、宇川温泉や丹後温泉などの温泉が多数あります。
また、経ヶ岬、屏風岩、立岩、丹後松島などのリアス式海岸の景観は、
国土交通省の日本風景街道に指定されました。
日本の棚田百選にも選ばれた「袖志の棚田」もあり、海と里の景観が美しい地域となっています。

間人の美しい自然とおいしい食べ物で、カラダもココロも癒されること間違いなしです。
ぜひ、「秘境」を堪能しにいらしてください。

間人までのアクセス

間人まちあるきまっぷ
間人の街歩きのお供に!MAPは『道の駅 てんきてんき丹後』にもございますので、間人へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
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[地図提供:NPO法人 気張る!ふるさと丹後町]