新関ゼミ

プレ演習

2回生のプレ演習では、習得するとともに実証分析の基礎を学びます。
具体的には、株式・債券・祖費手外国為替といった証券についての基礎概念を学習し、
プレゼンを行います。
さらに実際のデータを用いた理論モデルとは何か、について学びます。

これはサブジェクト・卒業演習でのファイナンスあるいはマクロ経済理論の実証分析を行う為に必要な予備知識、準備学習です。
また実際にデータ・パソコンに触れることにより、自分なりの実態経済の把握を行うことも目的の1つです。

10月〜11月上旬には縦の交流を深める為に「縦コン」が行われます。

サブジェクト演習1

3回生の春から始まるサブジェクト演習1では、日本の株式・債券・為替、あるいはその派生商品市場の把握ならびに動向などの理論について学習を行います。
具体的には、各金融市場の制度・システム、ならびに価格決定理論です。
また市場を取り巻く経済事象についても各人の視点から分析します。
またこの演習はグループ単位で行います。
各グループがサブジェクトを決定し、それに基づく理論的学習結果をパワーポイントを用いたプレゼン手法で報告するのが主な形式です。

なお実際に日本の金融市場を身近に感じる為、毎年証券取引所の見学や各金融業界の視察、金融業界で働く実務家による講演会を企画しています。
今年はゼミ生が全員履修している証券市場論の授業において、東京証券取引所の方をお招きして貴重なお話を頂きました。

ゼミ生はよく、今出川校地の扶桑館にこもって話し合いをしています。
扶桑館に行けば、3回生4回生にかかわらずとりあえず誰かいるという状態です。
また今年はこの時期に早稲田大学・関西大学とディベート大会を行いました。
他にも不定期に何かしらのイベントが入ることがあります。

サブジェクト演習2

サブジェクト演習2では、日本の株式・債券・為替、あるいはその派生商品市場の把握並びに動向について分析します。この演習では、サブジェクト演習1で学習したファイナンス市場の理論と実際の動向を比較検討することの主眼を置いています。

例えば株式市場の分析の場合、日経ストックリーグに参加してもらいバーチャルで株式売買を行います。またこの演習はグループ単位で行うのですが、各グループがサブジェクトを決定し、それに基づくポートフォリオを組み、その同行を調査し、最終的には論文という形で大会に応募します。

日経ストックリーグは新関ゼミのメイン活動です。例年夏休みからかかって準備をします。3回生後期は就職活動もあり、それぞれが情報交換をして早い時期から始め、お互いを刺激しあっています。

卒業研究

卒業研究では、各人が興味を抱く経済事象に付いて実証分析を行います。

これはプレ演習での実証知識の修得、サブジェクト演習での理論的学習を踏まえた演習で各人が想定するテーマに対して実際のデータを用いた実証分析を行い論文にまとめます。

例えば「京都の株価」というサブジェクトの場合、京都の企業行動と全国の企業行動の比較を行うと共に、その株式価格の動向を調査し、データ及びコンピュータを用いた実証分析の結果を論文にします。

なおサブジェクトはファイナンス市場にとどまらず、広く経済市場における時事問題を対照にしても構いません。実際にテーマはファイナンス理論についての分析から、就職先企業のこと、年金等社会で生きていく上で必須の知識、さまざまです。

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