同志社大学の今出川キャンパスには「同志社礼拝堂」(チャペル)をはじめ国の重要文化財に指定されている5棟の赤煉瓦建物があります。このほかにも京田辺キャンパスには、京都府指定史跡が2遺跡、歴史資料館には重要文化財「二条家文書」があり、同志社はクオリティーの高い多種多様な文化財を有しています。
また、同志社女子大学構内の2件の登録有形文化財と、学校法人同志社所有の京都市指定文化財1件も併せて紹介します。
同志社大学の今出川キャンパスには「同志社礼拝堂」(チャペル)をはじめ国の重要文化財に指定されている5棟の赤煉瓦建物があります。このほかにも京田辺キャンパスには、京都府指定史跡が2遺跡、歴史資料館には重要文化財「二条家文書」があり、同志社はクオリティーの高い多種多様な文化財を有しています。
また、同志社女子大学構内の2件の登録有形文化財と、学校法人同志社所有の京都市指定文化財1件も併せて紹介します。
竣工 1893(明治26)年
設計 R.ゼール
構造 煉瓦造、桟瓦葺、西南隅塔屋付、銅板葺
建築面積389.4㎡
指定 国指定重要文化財
1979(昭和54)年5月
概要 B.W.クラーク夫妻からの寄付により建設。
当初は「クラーク神学館」として教育・研究の場となる。
現在は、教室やチャペルを備える
竣工 1920(大正9)年
設計 W.M.ヴォーリズ
構造 煉瓦及び鉄筋コンクリート造5階建、スレート葺
建築面積406㎡
指定 国登録有形文化財
2007(平成19)年
概要 啓明感西館に続き、,その南側に渡り廊下で接続する形式で建設。
南西隅の塔は入口ホールと階段室を兼ねる。入口上部は重厚な
アーチ形庇など洗練された意匠。
年代 弥生時代後期
種別 史跡
指定 京都府指定
2020(令和2)年3月
概要 標高82~83mに立地する弥生時代後期の高地性集落。
土器とともに鉄製品製作関連遺物が出土し鍛冶遺跡でもある。
青銅製の飾り金具や近江地域の土器も出土して注目される。
年代 古墳時代終末期
種別 史跡
指定 京都府指定
2020(令和2)年3月
概要 普賢寺川に面する丘陵南側の斜面にある古墳群。
古墳時代終末期の山城地域では、横穴が群衆しているところが多い一方で
横穴式石室を持つ珍しい古墳群。現在も石室に入れるようになっている。