同志社一貫教育の基礎を築く学びの場として
同志社幼稚園 園長 矢田貴美代
新島襄はかつて米国に留学中に、幼稚園に強い関心を抱き、いくつも幼稚園を見学しています。「キリスト教主義の学校は、幼稚園から大学に至るまで必要である」とし、幼児期の教育の重要性をも表しています。 幼児期は人格形成の基礎を培う最も重要な時期であることは言うまでもありません。 この幼児期には自分の好きなことを見つけて存分に遊び、豊かな体験を通しながら、物ごとに向かう意欲や粘り強さ、自己コントロールや協同性等の非認知能力を育成することが重要です。そして、幼児なりに自分の考えをもち、自分らしく自己表現をしながら、身近な人や物への思いやりを忘れない子どもに育ってほしいと願います。 同志社幼稚園は、同志社一貫教育の入口であり、幼稚園の存在意義は極めて大きなものがあります。幼児期から愛情深く「良心」を育み、次代を拓く人づくりを目指します。
