Japanese

どんな研究をしているの?

研究分野

一言で言うと、「電磁波」に関する研究を行っています。「電磁波」と言っても周波数の範囲が広いのですが、研究のターゲットはGHzの単位が使われている周波数で、マイクロ波帯やミリ波帯と呼ばれる周波数を扱っています。スマートフォンやWi-Fi、衛星通信、自動車レーダなどのワイヤレス通信・応用によく使われる周波数帯です。本研究室では、ワイヤレス通信で最も重要なハードウェアコンポーネントであるマイクロ波・ミリ波受動回路やアンテナに関する研究を行っています。

理論、設計、実験、シミュレーション(ソフトウェアからハードウェアまで)

マイクロ波・ミリ波帯の研究は、ソフトウェア(PCを使ったシミュレーションや設計)から、ハードウェア(モノを作って実験する)まで全て行えます。

自らマイクロ波回路やアンテナを設計し、PCを使って特性を求め、設計したマイクロ波回路やアンテナを試作し、測定器で実験をする。

理論通りの特性が実験で得られたときは感激ものです。ハードウェア、ソフトウェア(プログラミング)のどちらに興味がある人でも真剣に楽しんで取り組める研究分野です。

どんな研究室?

(1) 研究が活発

マイクロ波回路やアンテナ、電磁界理論の分野で活発に研究を行っています。学部生でも頑張れば、卒論で国際会議の研究発表レベルに値する研究成果を出すこともできます。

(2) 伝統ある研究室

電気系学科のなかで最も歴史と伝統のある研究室です。多くの卒業生・修了生が産業界・学術界で活躍されています。

(3) 自由な研究環境

いつでも自由にシミュレーション・実験ができる環境を整えています。積極的な研究への取り組みを大いに歓迎しています。

(4) 自主性・積極性

本研究室では学生の自主性・積極性を重んじています。「言われたからやる」のではなく、何をすべきか自ら考え、どうすれば問題が解決できるのか、創意工夫を大切にしています。

(5) 原理・原則

本研究室では原理・原則を理解した上で研究に取り組むことを重要視しています。どのような物理現象にも原理・原則があります。シミュレーションを実行するにも、その背景には原理・原則があります。ゼミの中でも原理・原則に対する基本理解を常に問うています。

研究時間

卒研テーマ

基礎勉強

最近の就職先:大学院博士課程(前期課程)修了生の年度別進路

2023年度

  • ダイキン工業,ソフトバンク(2),富士通,村田製作所,西日本電信電話,富士フイルムビジネスイノベーション,野村総合研究所,中部電力パワーグリッド

2022年度

  • NTTデータ,KDDI,富士通,電通国際情報サービス,豊田自動織機,シスメックス

2021年度

  • テルモ,関西電力,アイシン,NTTデータ,東京電力ホールディングス,豊田自動織機,西日本電信電話,ソフトバンク,村田製作所,NTTデータ,豊田自動織機

2020年度

  • 西日本電信電話,パナソニック,村田製作所,浜松ホトニクス,メイテック,中部電力,西日本電信電話,NTTドコモ,日本たばこ産業,ソニー,西日本旅客鉄道

2019年度

  • 村田製作所,富士電機,西日本旅客鉄道,村田製作所,本田技研工業,スカイワークス

2018年度

  • シャープ,サントリーホールディングス,住友ゴム工業,富士電機,東海旅客鉄道,村田製作所,村田製作所,東京工業大学大学院(博士課程)

2017年度

  • ソニー,TOTO,中部電力,パナソニック,マツダ,ヤマハ発動機,アイシン精機,村田製作所,村田製作所

2016年度

  • 住友ゴム工業,ヤマハ,GSユアサ,オリンパス,ソニー,村田製作所,帝人,富士ゼロックス,林テレンプ

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1年間の活動予定

研究室配属~卒業論文までの1年間の予定です。

研究発表・学会活動

大学院生も積極的に学会発表を行っています。

どんな知識・科目が必要?

電磁波を扱うので、

などです。これらは当研究室の配属に必須ではありませんが、履修をしておくのが望ましいです。卒研配属後に勉強することももちろんできます。

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