研究内容の概要 | |
計量社会学研究室では、人間社会の仕組み、人びとの意識・行動様式を客観的なデータにより捉え、様々な視点から社会現象の有様を探索するための一連の研究を行っています。 具体的に言えば、人間行動に関わるデータの設計・収集・解析に関する統計学的理論を開発する同時に、実際の調査データを中心に、諸々の人間の営みを理解するための実践的な研究を展開しています。 |
主な研究スコープ | |||||||||||||||||||||
☆社会調査方法論的研究 多様な調査環境に適合した調査データの組織・収集・解析などのデータサイエンスな方法を開発したり、 その適応性を検証したりしています。例えば、サンプリング、調査モード、 質的データの解析に関連する研究テーマが考えられます。 研究プロジェクト例:
文化・社会生活にかかわる諸々の調査データを収集し、それに基づいて諸々の現象間の「関連性」・「因果関係」・「構造の有様」を分析しています。 例えば、消費者行動に与える要因を実際の調査により分析しています。 研究プロジェクト例:
環境問題は人間活動に起因するものという視点から、人々の生活様式及び行動方式のあり方について環境意識の視点から模索しています。例えば、一般市民の環境意識と環境配慮行動との関連性を調査データにより探求しています。 研究プロジェクト例:
東アジア地域を中心に、文化、民族、言語の異なる集団を調べる方法を開発し、調査データにより社会的変容と文化伝播の実態を解明したりしています。特に、国別の国民性や価値観などの特徴を分析し、文化、政治、経済的背景による影響を模索しています。 研究プロジェクト例:
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大学院生の研究テーマ | |
1. サンプリング 2. データ収集法 3. 調査データ解析方法 4. マーケティング・リサーチ 5. 国民性・価値観の国際比較 6. 環境評価・環境意識 7. 組織文化 2011年度の研究テーマ 流動性を持つ組織における帰属意識分析―プロ・スポーツ・ファンクラブを例として―(山崎康平) |
卒業研究テーマの例 | |
2011年度
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