1.戦争:社会的な集合力の組織と管理
――国際社会に秩序はあるか?――
<思考実験>
1.クラスの真ん中で線を引く.クラスの端で線を引く.:目標は生存.手段は暴力.
2.実弾を込めた銃を配る.仲間を撃つのは違法.しかし,敵を撃つのは自由.
3.敵の国には過激な少数のグループがいる,と確信させる.情報は互いに隔離.
:その条件やルールが異なれば,私たちも容易に戦争状態になれる.「さあ,敵が来た.敵に殺されるより,先に敵を殺せ!」
★ スピルバーグ監督「プライヴェート・ライアンを救え」
★ D. Chirot, Modern Tyrants, 1994.『現代の専制君主』
@ 安全保障のジレンマ:「囚人のジレンマ」
A 戦争の原理T:勢力均衡による力の調整
B 戦争の原理U:国際秩序の転換・調整メカニズム:帝国循環から覇権循環へ
C 国際レジーム論:多角主義と民主主義的不戦体制
★ E.H.カー『危機の20世紀』