Profile

嶋尾 稔   SHIMAO, Minoru

1963年富山県生まれ、ハノイ総合大学ベトナム語科留学(1989年9月~1991年3月)、東京大学人文科学研究科(東洋史学専攻博士課程)単位取得退学(1993年)、その後、慶應義塾大学言語文化研究所で研究に従事。 大学学部時代より東洋史学科でベトナム史(主に18~19世紀の政治・社会・文化)を研究。2014年より南シナ海の歴史(主に1945年以前)の研究を開始。

2010年以降の主要論文としては、「ベトナム阮朝の辺陲統治」(山本英史編『近世の海域世界と地方統治』汲古書院、2010年);“Confucian Family Ritual and Popular Culture in Vietnam.” Memoirs of the Research Department of the Toyo Bunko.No.69(2011) ;「ベトナム阮朝期初学教育テクストの中の国土・国史」(山本正身編『アジアにおける「知の伝達」の伝統と系譜』慶應義塾大学言語文化研究所、2012年);「ベトナムにおける家礼の受容と改変」)吾妻重二・朴元在編『朱子家礼と東アジアの文化交渉』(汲古書院、2012年);「七洲洋に関する覚書」(『慶應義塾大学言語文化研究所紀要』46、2015年) ウェッブサイト上で南シナ海の歴史に関する資料の考察を随時発表(改訂)している。http://user.keio.ac.jp/~shimao/

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