この研究では、裁判員制度導入により、法や法システムに対する人々の態度や行動が変わるかについて、全国の一般人を被験者に裁判員制度導入前と導入後の2回(2007年度と2010年度実施)の質問票調査によって変化を測定しました。さらに弁護士を対象として、刑事裁判や裁判員制度に対する態度についても質問票調査によって測定しました。
これらの研究成果は、 松村良之,木下麻奈子,太田勝造 編著(2015)『日本人から見た裁判員制度』勁草書房.として出版されました。