艸川 栞(トップ写真左)
部活動:バトントワーリング
出身:京都府
出身校:京都府立鳥羽高等学校
スポーツ歴:3歳から18年間バトントワーリングを続けています。
ひとこと:私の活動とえびゼミについて対談しながら魅力をお伝えしたいと思います!
第3回は課外活動の取り組みについて話します!!
【艸川さんの課外活動】
小川:今日は対談ということで,ちょっと緊張しますね.まず,改めて1人ずつ自己紹介からはじめましょうか.
艸川:ではまず私から… スポーツ健康科学部3年生の艸川栞(くさかわしおり)です! 京都出身です。私は3歳からバトントワーリングを続けています。
齊當:バトントワーリングはどんな競技なのか教えてくれる? はじめた切っ掛けも知りたいな.
艸川:バトントワーリングは18年間続けているよ。
バトントワーリングっていう競技は、バトンのテクニック(投げる、回す、転がすなど)と体操の動きを音楽に合わせて組み合わせた審美的競技なんだよ。
最初は姉の影響で遊び半分で始めたけれど、小学校6年生の時にもっと上手になりたいという思いで今のチームに移籍し、中学校の時から週6日練習するという日々を送ってるよ!
これまでに国際大会に5回出場し、貴重な経験をさせて頂いてます。
小川:18年も続けているんだね.そこまで頑張って続けられた原動力はなんなのかな? 辞めたくなったりはしなかったの?
艸川:正直、辞めたいと思ったは何度もあったけれど、努力して得られた光景や達成感が自分の人生を豊かにしていることを実感し、
大会が終わるたびにモチベーションが上がるから頑張れたんだと思う。しんどいこともあるけれど、努力した先に得られるものを知ったから続けられていると思うな。
それはバトンに限らず、他のスポーツや勉強などいろんなことにも言えるんだと思う!
齊當:大学にバトントワーリング部はないと思うんだけど,どこで活動しているの?
艸川:普段は、京都や滋賀の体育館で活動していて、平日は大体3時間、土日は6時間くらい練習しているよ!
見てくださる方々の心を動かす演技をすることを目標に、世界を目指しているチームなんです!
今年の8月にイタリアのトリノで行われた世界大会では、チーム種目で優勝することができたよ。
その演技の動画があるので、
ぜひ私たちの演技をご覧ください!(一般社団法人日本バトン協会 MTP at 2025 IBTF PRELIMINARY 2025/8/9)
小川:国際大会の舞台は中々経験できるものではないと思うんだけど,流石に緊張したりしない?
艸川:どんなに大きい大会でも、いつも通り意識することは同じだと自分に言い聞かせて冷静に演技してる!
一つひとつ注意することを丁寧にこなしていたら気がつけば踊り終わっているという感覚だよ。
それを実現するために、普段から毎回本番だと思って一回一回を大切に練習しています!
齊當:試合の時のおまじないやゲン担ぎみたいなものってあったりするの?
艸川:不安の気持ちを残さず、強気で臨めるように、本番前にはいつも「できる」と10回唱えているよ(笑)
あとは、本番ではいつもお気に入りのタオルを使っているよ!
【小川さんの課外活動】
小川:じゃあ、次は私が自己紹介するね!
スポーツ健康科学部3回生小川千尋(おがわちひろ)です。出身は大阪だけど、高校は静岡に進学して、大学でまた関西に帰ってきました!
特技は空手で体育会空手道部に所属しています。
齊當:空手ってかっこいいね!どうして静岡の高校に進学したの?
小川:御殿場西高校の練習会に参加したことがあって、練習の雰囲気がよくて日本一を目指すならここしかないと直感で決めたよ!
親元を離れる不安はあったけど、高校3年生の夏にはインターハイ4連覇をチームで成し遂げることができたり、最高の仲間に出会えたり、本当に進学してよかった!
当時思い切った選択をした自分を褒めてあげたいです(笑)
艸川:高校のHP見たけど迫力があってすごい!同志社の空手部はどんなチームなのかも知りたいな.
小川:私だけじゃなくて高校で日本一を経験した選手がいっぱい集まってるレベルの高いチームだと思う!
今年のインカレでは全種目優勝が目標で、オフの日に集まって練習したり、夜遅くまでミーティングしたり、自分たちで試行錯誤しながら頑張ってます!
しんどいこととか辛いことももちろんあるけど、部活の仲間と一緒に頑張れる毎日が楽しくてそこに大きいやりがいを感じるかなぁ.
同志社大学体育会 空手道部HP(外部サイトへ移動します)
齊當:みんなで頑張れるチームっていいよね.練習で結構忙しそうだけどゼミとの両立は可能なの?
小川:もちろん! 私は週6日部活動があって、ゼミのイベントに参加出来ないことも多いけど、ゼミの冒頭の活動報告を通して意見交流する場を設けていただけるので、
取り残されたらどうしようとかは思ったことないかな。
艸川:確かに活動報告があるからみんなの取り組みを知れるのはいいよね!
小川:そうだね!スポ健の中でも忙しいと言われているゼミではあるけど、個人的には体育会で突き詰めて競技に取り組んでいる学生こそ、えびゼミはあっていると思う!
何事も一生懸命取り組みたいっていう思いを叶えられる場所かな。他のゼミは学年別での授業形態らしいけど、えびゼミは3・4回生が合同で活動をするから、
就職活動のこととかも含めて色んなアドバイスをもらえるし、同期だけじゃなくて先輩とも仲良くなれるところが魅力だと思う。
【齊當さんの課外活動】
齊當:次は私が自己紹介するね!
同じくスポーツ健康科学部3回生の齊當ゆらり(さいとうゆらり)です!
兵庫県出身で、今は京田辺で下宿をしています。小学校4年生から高校3年生まで陸上競技をしていましたが、大学生からはよさこいをやってます!
艸川:齊當さんは本当によさこいに全力だよね。どんなチームなのか教えてくれる?
齊當:私が所属してるのは150人規模のサークルで、「
京都よさこい連 心粋」という名前で活動しているよ!
自分達で作品を創り、踊る「よさこい」サークルなんだ。大規模組織なので分業体制が確立していて、演舞を創る「制作班」とサークルを運営する「運営班」がある。
その中にもいくつかの班があって、私は練習を統括する立場で、仲間たちの踊りを強化する役割をしていたよ。組織の運営については様々な学びがあったなぁ。
活動を通じて自分の長所と短所が見えてきたんだけど、個性を発揮できる場所は必ずあるんだと気がつけたよ。背景が様々な仲間の価値観や個性に触れ、人間的にも成長できたと感じてるよ。
例えば、0を1にする作業を制作班が頑張ってくれて、その1を100かそれ以上に膨らませることに全員で取り組み、賞レースに本気で挑むことができてるんだよ。
小川:特に印象に残っている活動について教えてくれる?
齊當:それは、何と言っても今年の2月に経験した台湾遠征かな。台湾の「
桃園ランタンフェスティバル」に招待してもらえて、演舞を披露してきたんです!
私にとっては初めての海外だったので、言葉や文化が違う中でそんな大舞台は不安だったんだけど、踊り終わった後、大きな歓声が上がっているのが聞こえたとき、
言葉を介さずとも会場のみんなと繋がっている感覚があって、これは本当に心に残る幸せな体験でした。あと,EXPO 2025 大阪・関西万博にも招待いただいて、
大きなステージで演舞を披露させていただいたよ。関係者としての万博参加だったから、パビリオンに入ることはできなかったんだけど、異文化を感じながら、
一生に一度の経験をさせていただけて光栄だったよ。
【ゼミについて】
齊當:艸川さんはどうしてえびゼミにしたの?
艸川:一つは基礎実習の実験が面白くて興味を持ったのが大きかった!あと、海老根先生の考え方に共感できたのがえびゼミを選んだ理由だったよ。
例えばゼミを単なるゼミの授業と考えるんじゃなくて、将来への通過点と位置づける考え方や授業のフィードバックがとても丁寧で一人一人をしっかり見てくださっているんだと感じたところが選んだ理由かな。
小川:確かに海老根先生の授業は丁寧にフィードバックもしてくれるし、私も印象的だった!ゼミに入ってから気が付いた利点って何があった?
艸川:縦ゼミ(学年で区切らず全学年一緒に学ぶゼミ)を通して先輩と学ぶという機会がとても有意義な時間だと感じてる!先輩は1年長くえびゼミで活動しているから、
ゼミの活動についてアドバイスを頂けたり、鋭い着眼点に刺激を受けてる。それ以外にも、就活のアドバイスなどゼミ以外のことも教えてもらえるから、とても充実した時間を過ごすことができているよね!
小川:齊當さんは何が決め手になってえびゼミを選んだの?
齊當:基礎実習の海老根クラスの授業を受けたときに、SA(スチューデントアシスタント)をしているゼミの先輩方の人柄や行動力に惹かれたのが最初のきっかけになったよ。
秋学期に応用演習とスポーツ栄養学を受けて、努力の大小に関わらず率直な評価をしてもらえた実感があってそれが決め手になったかも。
授業の内容に限らず普段の生活や社会に出てから心構えなんかも教えてもらえて成長を実感したことで、ゼミでもっと成長したいと考えたよ。
艸川:実際にゼミに入ってみてどうだった?
齊當:私はよさこいに本気で取り組んでいるんだけど、自分のやりたいことに一生懸命になることを認めてもらえて、全力で頑張れているよ。
縦ゼミなので、先輩から刺激を受けて自然と勉強や自己研鑽のモチベーションが高まる点も助かってます。
艸川:先輩から学ぶことも本当に多いし、自分も頑張ろうって思うよね!小川さんはどうしてえびゼミに決めたの?
小川:私も艸川さんと似てて授業方針が気に入ったのと将来に向けた準備としていい経験ができると思ったからだよ!学んだことから自身で思考を発展させていく授業スタイルが好きで、
より深く学びたいって感じたのと、ゼミの紹介で「社会人になって必要な力が身につく」と聞いて人間力を養えるところもほかのゼミにはない魅力だった!
齋當:そうなんだね!実際入ってみて感じたことは?
小川:初めは人前で発言するのが苦手で、自分の考えを伝えることは難しいなって思った。だけどゼミで毎回発言することを目標にして挑戦したり、
メンバーの発言や発表を聞いて伝わりやすい言い回しを真似してみたりとか、初期に比べて話すことへの苦手意識がなったように思う!
これは就職活動とか社会人になって必要な力になると思うからいい経験になっていると感じる!
齊當:毎回の活動でも成長を感じれる場面は多いよね.その中でも特に印象に残っている活動ってなんだった?
艸川:私は大阪万博の活動かなぁ。3、4年生混合の班でパビリオンを見学し、事前学習から事後の発表まで協力して、パビリオンからたくさんの学びを得ることができたよね!
普段から3、4年生が一緒にゼミ活動を行っているけど、大阪万博を通して、交流をより深めることができてとても楽しい活動になったよね!
小川:齊當さんはゼミに参加してから変わったことってある?
齊當:元々自分は苦手なことが多くて、人柄や行動に自信がなかったんだ。メールのやり取りにも苦手意識があって、疑問をそのまま放置してしまうことも多かったんだけど、
今は積極的に調べたり考えたりする癖がついたように思う。時間がかかったとしても、とにかくチャレンジしてみることにしたら、抵抗が減っていって、
活動を評価してもらえると分かったら自信もついたよ。
小川:後輩が入ってきて,今度は自分達が先輩になるんだよね.
艸川:正直、先輩たちのように鋭い着眼点で考えたりできるかは不安だけど、これまでにえびゼミで培った力は絶対に生かせるよね!
頼れる先輩になれるようにみんなで頑張ろうね!!
対談 2025年11月