第46回中日理論言語学研究会

日 時:2016年7月24日(日)
場 所:同志社大学大阪サテライト・オフィス


ご報告:

先にご案内させていただいた第46回中日理論言語学研究会は7月24日(日)、同志社大学大阪サテライト・オフィスにおきまして、40名の方々にご参加いただき、成功裏に終わりましたことをご報告申し上げます。

杉村氏が「意外性」という概念がどのように文法化され、把構文や被構文においてその効果が生じているのか論じ、西村氏が「反復」が生じる3つの現象(主観性の高い副詞の反復、人称代名詞の反復,]什麼Xという構文)を指摘し、蔡氏が副詞的要素の意味解釈の違いによって、2つのタイプの「軽動詞」(inner light verbとouter light verb)が存在すると提案し、フロアからも多くの質疑がなされ、大いに盛り上がった研究会となりました。

お忙しい中、ご発表・ご参加いただいた皆様に心より御礼を申し上げます。

なお、次回の第47回中日理論言語学研究会は10月23日(日)に開催予定です。詳細な日程は追ってご連絡させていただきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

それでは、今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。





<発表者及び発表題目(敬称略、順不同)>
(発表概要(PDF)を公開いたします)

杉村博文(大阪大学):
“意外”在現代漢語句法中的表現(PDF)

西村英希(日本学術振興会特別研究員PD(神戸市外国語大学)):
語言中的“反復(iteration)”現象−从漢語“復用”結構説起(PDF)

蔡維天(國立清華大學):
論漢語内、外輕動詞的分布與詮釋(PDF)




※著作権は発表者にあり、引用される場合「中日理論言語学研究会第46回研究会発表論文集」を明記すること