前半から続く)


● 金融規制の解除

NYT FEB. 3, 2017

Trump Moves to Roll Back Obama-Era Financial Regulations

By BEN PROTESS and JULIE HIRSCHFELD DAVIS

FT February 7, 2017

There are big risks in a hasty rollback of financial regulation

Larry Summers blog


● 米中貿易戦争

FP FEBRUARY 3, 2017

How Trump Can Win With China

BY JAMES MCGREGOR

トランプ大統領のような人物を扱うのは、中国の指導者たちにとって珍しいことではない。中国には、エキセントリックで自我の肥大化した不動産大富豪など、掃いて捨てるほどいるからだ。実際、トランプは中国の指導者たちとよく似ている。中国指導部は外に向けて大胆かつ自信にあふれているが、その内部は妄想と不確かさに満ちている。トランプのように、彼らも「オルタナティブ・ファクト」を創造し、繰り返して、真実と認められるまで主張する。トランプのように、彼らも侮辱することを許さず、些細なことにも報復する。トランプと違って、その報復は午前6時のTwitterではなく、最大の懲罰になるように、研究し、慎重に的を絞った反撃だ。

中国共産党とその政府は、第2次世界大戦中のアメリカ戦時生産統制局と似た形で管理している。その目的は、戦争ではなく、中国を豊かで軍事的にも強くすることだ。人民解放軍のハッカー攻撃、工業生産計画、商業規制、国有企業のボス、民間企業、国有銀行、研究機関、それらが「中国を再び偉大にする」という目的に向けた党の機関をなしている。この独特な権威主義的資本主義は、貿易と投資に関する既存のグローバルなシステムとすべての点で矛盾する。

私はアメリカ企業に関わる中で、中国で活動する多国籍企業に対するさまざまな介入手段の実態をよく知っている。技術のサイバー空間による(または物理的な)略奪、軍事契約、資本規制、技術。科学の細かい規制、非公開の規制や障壁、反トラスト規制、突然の調査、税制、さまざまな「鞭」を利用する。

米中の合同委員会や戦略対話The Joint Commission on Commerce and Trade (JCCT) and the Strategic and Economic Dialogue (S&ED)が行われているが、中国の利益を実現するために利用されている。アメリカの要求を受け入れてもそれらは実行されない。トランプ政権は、これらを廃止することだ。そして、互恵の原則に立ち、中国側の実行を確認する。互恵性こそが米中の貿易と投資に関する条件の基礎でなければならない。

FP FEBRUARY 7, 2017

Surprise Findings: China’s Youth Are Getting Less Nationalistic, Not More

BY MATT SCHRADER

Project Syndicate FEB 9, 2017

Why Trump Can’t Bully China

KENNETH ROGOFF

トランプの主張にも合理的な根拠はある。グローバリゼーションを支持するエコノミストの主張に、アメリカ人の多くは不満だった。他方、サンダースが指摘したようなデンマークの成功を、アメリカが見習うことはできない。その人口規模や国民の同質性は、アメリカにおいて実現できない。

中国と貿易戦争を始めても勝つことはできない。中国はアメリカの債券を多額に保有している。中国からの安価な輸入品はアメリカ人の生活を支えている。関税は物価を押し上げる。中国の軍事力はアメリカに劣るが、それも急速に変化している。台湾からインドまで、中国の軍事的な脅威にさらされている。

アメリカは開放的な貿易体制を守り、アジアの同盟諸国を支持することが望ましい。

Project Syndicate FEB 9, 2017

China Needs a New Grand Strategy

MINXIN PEI


● 国際関係論の流行語

FP FEBRUARY 3, 2017

13 International Relations Buzzwords That Need to Get Taken to the Woodshed

BY RICHARD N. HAASS


● バノン大統領顧問

NYT FEB. 4, 2017

Steve Bannon’s Book Club

By MARC TRACY

The Guardian, Monday 6 February 2017

Trump’s advisers want a new civil war – we must not let them have it

Paul Mason

NYT FEB. 6, 2017

I Was on the National Security Council. Bannon Doesn’t Belong There.

By MICHAEL G. MULLEN

バノンを国家安全保障会議から排除するべきだ。彼の存在は、党派的でないはずの安全保障を政治化してしまう。

FP FEBRUARY 6, 2017

And Then the Breitbart Lynch Mob Came for Me

BY ROSA BROOKS

The Guardian, Tuesday 7 February 2017

Donald Trump and Steve Bannon have turned the White House against America

Bill McKibben

FT February 8, 2017

A more self-conscious white America is rising under Trump

Carol Swain

Project Syndicate FEB 8, 2017

The New Anti-Semitism

IAN BURUMA

FP FEBRUARY 9, 2017

Is Trump Floundering, or Is Bannon Making Good on His ‘Revolution’?

BY DAN DE LUCE


● 香港への介入

FT February 4, 2017

Hong Kong in a corner after China’s raid on Xiao Jianhua

Ben Bland


● トランプの通商政策

FT February 6, 2017

A death in Alabama exposes the American factory dream

Gary Silverman

FT February 6, 2017

Revoking trade deals will not help American middle classes

Lawrence Summers

FT February 6, 2017

Peter Navarro has a point when it comes to Germany and the euro

Wolfgang Münchau

ドイツの大幅な黒字は、財政緊縮策と民間部門の過剰貯蓄がもたらす構造的なものだ。また、ユーロ安は、ユーロ圏の債務危機を管理するために必要だ。

ドイツは通貨価値を操作しているのか? アメリカの国家貿易会議、Peter Navarro議長は「暗黙のドイツ・マルクが大幅に過小評価されている」という。

ドイツはもっと投資を増やすべきだ。それによって経常収支黒字が減る。しかし、それには政治的な制約がある。キリスト教民主党のイデオロギーは財政黒字を必要とするからだ。メルケルが敗北し、社会民主党や、ポピュリスト政党が政権を執ることが望ましい、と思うのは、トランプ政権ならそうだろう。

その意味で、ドイツの黒字を強く批判するのは、欧州委員会より、トランプ政権だ。

FT February 6, 2017

US protectionism and deglobalisation spell inflation

Dambisa Moyo

Bloomberg FEB 6, 2017

Trump Isn't All Wrong About Currency Manipulation

Noah Smith

Bloomberg FEB 7, 2017

Don't Sell the Euro Short. It's Here to Stay.

Barry Eichengreen

ユーロ圏はまだ崩壊しない。その接着剤は2つの事情だ。1つは、解体するには多くの費用と複雑な交渉が必要だ。もう1つは、トランプ大統領がNATOを否定する発言もする中で、ユーロ圏やEUから離脱することはどの国も避けたい。

FT February 8, 2017

A border tax could turn the Trump dream into a nightmare

Megan Greene

NYT FEB. 8, 2017

Connecting Trump’s Dots

Thomas L. Friedman

トランプは結びつける指導者ではない。アメリカも、世界も、分断する。それは、最も迅速に、アメリカの力を奪うだろう。

FP FEBRUARY 8, 2017

Steve Bannon’s War on India’s High-Tech Economy

BY JAMES CRABTREE

Bloomberg FEB 8, 2017

What Brazil's Populist Bust Could Teach Trump

Mac Margolis

FT February 9, 2017

Donald Trump’s divisive delusions on trade

Project Syndicate FEB 9, 2017

Trump’s Anachronistic Trade Strategy

RICHARD BALDWIN

トランプが関税でアメリカ中産階級の雇用や所得を改善することはないだろう。20世紀の鉄鋼産業と貿易を扱うことは、21世紀の知識に依拠した産業を振興することと全く異なる。グローバリゼーションだけでなく技術変化がアメリカの労働者たちを苦しめている。

1970年代の競争力は、2017年には回復できない。外国の安価な労働力や資本、技術が広まる世界で、アメリカはそれらと競争するのではなく、結び付けなければならない。アメリカの生産物が競争するのではなく、北米の製品として競争力を高める。それならアジア製品やヨーロッパ製品と競争できる。

情報革命がもたらした世界が、関税によって消滅することはない。トランプは、個々の職場ではなく、労働者を守るべきだ。労働者たちは、市場開放や技術革新の利益を、公平に分配されるべきである。そのための社会契約を再生しなければならない。すなわち、職業訓練や生涯にわたる教育の機会、社会的移動や所得を支援する仕組み、地域間の財政移転、である。

1960年代、70年代には、労働組合や社会保障、累進課税など、公共政策がそれを担った。新しい社会契約を強化するべきだ。しかし逆に、トランプの高関税は、サプライ・チェーンを破壊し、貿易戦争を引き起こし、アメリカ産業をますます海外に移転させる。


● ルーマニアの抗議デモ

FT February 6, 2017

A victory for people power in Romania


● 強化されたリベラリズム

FT February 6, 2017

Only a steel-tipped liberalism can defeat the populists

Janan Ganesh

トニー・ブレアがやったように,犯罪,テロ,ローグ・ステート(無法国家)を監視し,抑え込むことを支持しなければ,リベラリズムはポピュリズムに対抗できない.

Project Syndicate FEB 7, 2017

How Economic Populism Works

ANDRÉS VELASCO

FT February 8, 2017

Populists cannot win on their own

Jan-Werner Müller

Project Syndicate FEB 8, 2017

Donald Trump’s Dark Art of the Tweet

JOSEPH S. NYE

YaleGlobal, Thursday, February 9, 2017

In Increasingly Authoritarian World, Can People Embrace Enlightenment 2.0?

Marc Grossman

なぜベルリンの壁崩壊において生じた希望が消滅したのか? 啓蒙主義の思想や価値が消滅した理由と,その新しい時代「啓蒙主義2.0」を話し合う必要がある.


● グローバリゼーションの進展

Project Syndicate FEB 6, 2017

The Global Economy’s Surprising Resilience

JIM O'NEILL

FT February 8, 2017

Multilateral trade pacts are easy targets but they’re not villains

Stephen King

Project Syndicate FEB 8, 2017

Adapting to the New Globalization

LAURA TYSON and SUSAN LUND

グローバリゼーションは逆転しているのではない.デジタル化しているのだ.デジタル・グローバリゼーションに合ったルールが必要だ.

Bloomberg FEB 8, 2017

Trade Deficit With Mexico Is Good for America

Michael Pettis


● ル・ペンvsマクロン

FT February 7, 2017

Le Pen’s siren call to the French people

YaleGlobal, Tuesday, February 7, 2017

The Trump Factor in the French Election

François Godement

Project Syndicate FEB 8, 2017

Macron the Maverick

KEMAL DERVIŞ

ル・ペンと同じく,マクロンも一匹狼だ.既存政党に頼らない.しかし,マクロンは社会的な連帯を求め,革新的企業を支持する.「専門家」や新聞社のオーナー,労働組合,移民,その他と戦争するより,改革に向けて協力するほうがプラスになる,と主張する.

The Guardian, Thursday 9 February 2017

An Emmanuel Macron victory would give the EU a chance to save itself

Martin Kettle


● ドイツの核武装

FT February 7, 2017

Thinking the unthinkable on Germany going nuclear

Frederick Studemann

ミュンヘン安全保障会議で,重大なテーマが掲げられた.「ドイツも核武装するときが来たのか?

ある意見では,ドイツには,すでに「核の傘」がある.それはヨーロッパの他の国,フランスやイギリスが提供し,ドイツは資金提供している.他の意見では,貿易の方が重要な安全保障政策である.しかし,少なくとも「考えられない」テーマではなくなった.


● 気候変動

NYT FEB. 8, 2017

A Conservative Case for Climate Action

By MARTIN S. FELDSTEIN, TED HALSTEAD and N. GREGORY MANKIW

FT February 10, 2017

US adoption of a carbon tax will spur others to follow

Larry Summers blog


● 日本のポピュリズム不在

NYT FEB. 8, 2017

Japan, Where Populism Fails

By YOICHI FUNABASHI

日本がポピュリズムを抑えているのは,安倍の幸運といくつかの構造的な要因があるからだ.

安倍は,むしろエスタブリッシュメントの1人であるが,最初から,ポピュリストの特徴を帯びていた.しかし,右翼に頼らず,その性格を抑制しながら政治的な支配力を保っている.日本では,欧米でポピュリストを支持した,地方の,高等教育を受けていない中・高年齢層が自民党を支持している.また,2008年の金融危機の20年も前に,日本のバブルは破裂した.その後の停滞はあっても,社会的な混乱を回避した.自民党が民主党に政権を奪われたとき,民主党の政策は非現実的で,普天間基地の移転問題も含めて,有権者の強い失望を残した.

これらは,良いこととは言えない.安倍の安定性は,日本がグローバリゼーションの破壊的な影響,特に,移民を避けてきたことにもよる.医療費や社会保障費の負担で債務累積が続いている.技術革新の普及も遅かった.それは日本の停滞を長引かせている.

日本が,20年間で14人も首相を後退させたことによる不安を高めていた時期でもあった.日本の政治の一極化と安定性は,醜い形で崩壊するだろう.

FP FEBRUARY 8, 2017

Tough Balancing Act for Japan’s Abe in Second Meeting With Trump

BY EMILY TAMKIN

NYT FEB. 9, 2017

Trump and Abe to Talk: Why They Are Meeting and What They’ll Discuss

By MOTOKO RICH


● 麻薬戦争

NYT FEB. 7, 2017

President Duterte Is Repeating My Mistakes

By CÉSAR GAVIRIA

フィリピンのドゥテルテ大統領が麻薬戦争を展開するとき,私はコロンビアの経験を思い出す.彼は,コロンビアの教訓から学ぶべきだ.

兵士や警察にますます多くの財源を投入しても,単に無駄なだけでなく,事態は悪化するだろう.貧困地域で,もっと持続的な開発を推進することだ.


● ギリシャへのIMF融資

FT February 9, 2017

Solidarity with Greece will render its debt sustainable

Klaus Regling

FT February 10, 2017

Conflict over Athens’ surplus needles the IMF


● 社会科学

NYT FEB. 9, 2017

How to Do Social Science Without Data

By NEIL GROSS


● 官僚の終わり

Bloomberg FEB 9, 2017

Machines Can Replace Millions of Bureaucrats

Leonid Bershidsky

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The Economist January 28th 2017

In retreat

Venezuala: It’s mad, mad, Maduro world

Multinationals: The retreat of the global company

France’s presidential election: In the pink

Aid and migrant labour: Ticket to pride

(コメント) グローバリゼーションは、貿易や投資で観て、逆転し始めました。ナショナリズムが各地で強まり、多国籍企業は敵視され、厳しい規制や課税を求められます。Brexitやトランプはその兆候です。

市場システムや民主主義を賛美したことだけでなく、世界企業の繁栄を楽観したことも、過渡的な局面を正当化するイデオロギーでした。その真実は社会によって見直されます。

フランスの革新的な大統領候補、ハイチ難民に労働できるビザを供給する支援策に、私は希望を観ます。

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IPEの想像力 2/13/2017

豊かな国にも貧困問題、特に、相対的貧困はあります。NHKの「見えない 貧困 -未来を奪われる子供たち」を観ました。非正規労働者が増える社会で、コンビニやファミリーレストランのアルバイトに励み、親を助ける若者が増えたのは、現代の厳しい貧困問題なのだ、と知りました。

子供の貧困は、必ずしも大人の所得だけで観ることはできません。問題を知るために、その「可視化」がテーマとなりました。日本において子供の貧困を把握するため、「剥奪指標」という数値を使うことが試みられています。

高齢化や福祉の負担が増し、債務の累積と緊縮財政が課題となる中で、さまざまな歳出の削減、中でも生活保護の不正受給や社会福祉への依存、さまざまな支給基準が政治的な問題となりました。その影響が、親の失業や離婚、非正規労働、複数の職場を掛け持ちで、不規則な長時間労働に就く人々を増やし、不満を示すことができない貧困家庭の子供に及んでいるのです。

「剥奪」が、貧困の意味を語ります。親が苦労している姿を幼い時から見ている子供たちは、ほしいものを我慢し、食費を切り詰め、親の助けになるように、家事をこなします。子供たちは、遅く帰宅する母親に、「洗濯物のアイロンかけをしなくてもいいよ」というメモを残して寝ます。

「新しい服や靴を買えなかった。」

「家に本がない。」

「病気のとき、医者に行けなかった。」

「家族旅行をしたことがない。」

貧困は、何よりも、子供たちが成長するための経験や機会を奪ってしまう、ということを痛感します。

医療保険、失業手当、生活保護、年金、奨学金、授業料免除や学資ローン、給食、図書館、など、さまざまな制度があります。しかし、子供たちの生活において、貧困を解消することには至っていない現状を知りました。もっと効果的な制度の運用、積極的な見直しが必要だと思います。

賞味期限切れなどの食品を譲ってもらうフード・バンク、貧しい子供たちに食事を提供する食堂、ホームレスが販売することのできる雑誌の発行、など、貧困に対する新しい試みを読んだりテレビで観たりします。

もし子供たちだけで家事をこなし、長い時間、母(父)の帰りを待っているのであれば、もし彼らが本や教材を買えず、塾に行きたくても行けないのであれば、私が手を挙げたい、と思いました。無料でもいいし、教材費として1100円でどうですか?

3者が、特に、子供の貧困に関して調査し、支援する機関やNGOに仲介してもらえると、大いに協力者・利用者が増えるでしょう。子供たちに必要なことは何なのか、親とのかかわり方や、注意するべき事例を知って、できる限り関係者のプラスになるように、少なくとも妨げとならないように、そして長い目で見て、彼らの助けとなるようにしたいです。

大阪にも困っている子供が多い、と知りました。例えば、毎週、決まった曜日の1時間を、教えたり、話し合ったりするために提供します。本や教材は持参し、一緒に利用します。うまく行けば、いろいろなパターンや機会を増やしましょう。

友達ができない、一緒に旅行したことがない、というのであれば、何人かで、一緒に動物園などへ遠足しましょう、そして、合宿もしましょう。自炊したり、音楽を聴いたり、星を観たり、さまざまな本や歴史、社会を変えた思想家たちの話をしてみたいです。

社会保障システムと同様に、大学の受験料、入学金、授業料、そして貸与システムも、新しい貧困の在り方、多様な困窮の実態に応じて、絶えず見直しが必要です。厳しい貧困が若者の教育を歪めている現実に対応するよう、広く意見を聴取して、改善を提案する柔軟なNGOに活躍してほしいです。

そして、非正規労働の不公平解消や労働市場の改革を政府が進めるのを、強く支持したいです。与党も野党も、柔軟で、かつ、財政規律を意識した、効果的な貧困対策、頑健な社会保障システムを描き、貧困に苦しむ子供たちの声もよく聴いて、政治が行動するべきです。

グローバリゼーションとポピュリズムの時代に負けない、「貧困」に取り組む進歩的な社会運動が必要です。

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