IPEの果樹園2013

今週のReview

12/2-7

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温暖化を回避する ・・・仮想通貨ビットコイン ・・・イラン核問題暫定合意 ・・・ウクライナの協定拒否 ・・・天皇陛下のインド訪問 ・・・中国の防空識別圏設定 ・・・ヨーロッパの政治経済 ・・・NAFTAとは何だったのか? ・・・土地の収奪 ・・・中国の影響力 ・・・エネルギーの将来を考える

 [長いReview]

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主な出典 Bloomberg, China Daily, FP: Foreign Policy, FT: Financial Times, Global Times (China), The Guardian, NYT: New York Times, Project Syndicate, SPIEGEL, VOX: VoxEU.org, そして、The Economist (London)


l  温暖化を回避する

SPIEGEL ONLINE 11/19/2013

Unprepared

Government Failings Intensify Haiyan Aid Disaster

By Katrin Kuntz, Jonathan Stock and Bernhard Zand

被災者の壊れた家屋とそこに立つ人々を鮮烈な写真で見ることができます.むしり取られたような住居の壁と床に,さまざまなものが散在し,混乱しています.年に何度も台風が襲うフィリピンで,政府は何を,どの程度,準備していたのか? 被災者の健康を守り,生活を再建する役割を果たせるのか? 1週間経っても支援物資はなかなか届きません.

NYT November 24, 2013

Climate Crisis: Who Will Act?

By KOFI ANNAN

地球の温暖化は自然の変化であり,人間活動とは関係ない,という者に対して政府間パネルは応えている.「人間活動の影響は20世紀の後半から,観察されている温暖化の支配的原因になった.」 支配的原因である.多くの原因の一つではない.

FT November 26, 2013

Green growth is a worthwhile goal

By Martin Wolf

ワルシャワに集まって195か国が厳格な炭素排出削減について合意に達するのは非常に難しい.2015年のパリで合意するのが目標だ.

世界が単決し,今すぐに行動すれば,限られたコストで温暖化を効果的に抑制できるだろう.環境経済学の代表者William Nordhausは,その新著(The Climate Casino)で,2度に抑えるコストを世界GDP1.5%と推定している.参加する国が少なくなれば,コストは急激に増大し,抑制することができなくなる.

排出量は急激に増大している.懐疑論者は,それでも何も起きないだろう,と疑っている.しかし,他の車の数もスピードもわからないまま,霧の深い道を走るとき,正しい判断はスピードを落とすことだ.むしろ,このまま質的変化を生じる数値を超えてしまう危険があるだろう.

環境工学で温暖化に対処するのは,新しいギャンブルでしかない.

炭素排出には経済的な外部性があり,その所有権がないから,政府が行動しなければならない.もっとも単純には,全ての政府が炭素の排出に価格を支払うことだ.Nordhausは,1トン当たり25ドルを提示している.その税収は各国内で徴収され,何に使うかは政府が決めればよい.富裕諸国は技術開発や普及に投資し,グローバルな公共財として,無償で新興諸国や発展途上諸国に提供するべきだ.

世代内・世代間再分配問題,既得利害の大きな業界,などが反対するだろうが,克服できないことではない.また,生活の悪化を懸念する人々が多いのは当然だが,世界のエネルギー利用はまだ最適でないから,生活水準を低下させることなく,課税や規制で移行できる.


l  仮想通貨ビットコイン

NYT November 21, 2013

All That Glitters Online

By THE EDITORIAL BOARD

仮想通貨の支持者は,伝統的通貨に比べて,安全で,低コスト,価値も安定している,というが,実際は,非合法な取引や投機に使われている.

数学の問題を解くと発行されるbitcoinsはどの国の通貨でもなく,政府の保証はない.政府が管理しない点を好む投資家,技術者,犯罪者が利用している. Satoshi Nakamoto中本哲史が創ったと言われ1200bitcoinsが流通しているが,その発行額は価値を維持するために2100万までと決められている.

次々に生まれる仮想通貨は違法ではないが,ビジネスに利用される場合,その不正な利用方法に注意すべきだ.

FT November 22, 2013

The mystery of Bitcoin is how it keeps users’ trust

By Christopher Caldwell

いつの時代にも技術的な迷信がある.バーチャル貨幣bitcoinsが上院本土安全保障委員会で話題になった.麻薬取引や,政治家への買収資金として使用されたからだ.E.スノードンやJ.アサンジュの仲間が使いそうだが,思想的にはノーベル賞受賞者のF.vonハイエクにつながる.民間の通貨発行者が中央銀行と競争することを主張したからだ.それは保守派によって支持され,レーガノミクスにも及ぶ.

タイのように禁止する国もあれば,フィンランドのように合法と承認する国もある.人々が受け取る限り通貨は存在し,新しい技術で政府の対応とも競争する.無から貨幣を生じることは2010年にユーロが示したことだ.

FT November 22, 2013

Bitcoin demand in China spurs BTCChina exchange to rapid growth

By Simon Rabinovitch in Shanghai


l  イラン核問題暫定合意

FT November 22, 2013

Iran can be made a force for Middle Eastern peace

By David Gardner

NYT November 23, 2013

Oh, Brother! Big Brother Is Back

By THOMAS L. FRIEDMAN

アメリカがイランと制裁解除によって核処理施設の制限を得る合意は,スンニ派アラブ諸国とイスラエルを地政学的な地震による大混乱へ突き落とした.

イランは人口8500万人の大国である.サウジアラビアは2000万人と小規模だ.サウジアラビアは中東1の石油・天然ガス埋蔵量だが,イランはこれに次ぐ.制裁が解除されればイランが市場シェアを奪うだろう.湾岸諸国はスンニ派だが,イランはシーア派だ.イランは自国の核技術を持つが,スンニ派にはない.

イランとの合意を,こうした同盟諸国に理解させるのは難しい.アメリカ政府は,最終的に,イランの脅威を解消するには,核開発計画を放棄させ,イランがその政治体制を徐々に変えるしかない,と考えている.この2つは結びついている.イラン国民は強硬派によって政治を支配されている.それは,この合意によってアメリカとの経済関係が拡大するなら,変えることができる.

しかし,湾岸の同盟諸国は違う.彼らはイランを全く信用しない.イランが変わるとも考えない.アメリカ政府は,こうした同盟諸国の不安を解消するため,周到に説明し,彼らをイランから保護することだ.

FT November 24, 2013

The Iran deal does limited things for a limited time

By Richard Haass

暫定合意に反対する者たちは,多くのことを求めすぎている.外交的な合意を判断するのは,可能なものと理想的なものを比較することではない.可能なものと現実的な他の選択肢を比較するのだ.すなわち,イランが核武装し,それでなくても不安定な中東に核軍拡競争を持ち込む.あるいは,事前に何が達成でき,何が起きるかもわからないまま,予防的な空爆で施設を破壊すること,である.この暫定合意は,どちらの選択肢よりも,はるかに好ましい.制裁が機能している,と主張することも愚かである.

暫定合意を評価するとしたら,それが包括的な合意に結びつくかどうか,である.

FT November 24, 2013

Strange Impasse – Arabs and Israel see Iran as threat.

Ahmed Rashid

NYT November 24, 2013

Nuclear Accord With Iran Opens Diplomatic Doors in the Mideast

By MARK LANDLER

FP November 24, 2013

Deal Reached to Halt Iran's Nuclear Program

Posted By Yochi Dreazen

FP NOVEMBER 24, 2013

Now for the Hard Part

BY MATTHEW KROENI

theguardian.com, Monday 25 November 2013

For Iran, peaceful diplomacy has delivered what sabre-rattling could not

Simon Jenkins

FT November 25, 2013

Obama needs to take on the Israel lobby over Iran

By Gideon Rachman

次の問題は,イスラエルとアメリカ議会のイスラエル支持者を説得することだ.

FT November 25, 2013

ArareopportunityforTehransregionalrivals

By EmileHokayem

FT November 25, 2013

Iran deal leaves Benjamin Netanyahu wrongfooted but unrepentant

By John Reed in Jerusalem

Project Syndicate NOV 25, 2013

Bringing the Iran Deal Back Home

ANNE-MARIE SLAUGHTER

この合意によって,オバマ大統領は,軍事力ではなく,非軍事的な,市民の力としてグローバルな指導力を発揮する.

ロウハニ大統領が,その公約通り,この合意によってインフレを抑え,イラン経済を再生して,市民生活を改善できれば,イランは交渉を継続するだろう.逆に,イラン革命防衛隊や強硬派の勢力は後退する.

イランとの合意だけでなく,その先には中東から中央アジアに至る安全保障と経済成長の枠組みが構築できるだろう.それこそ,Henry Kissingerから故Richard Holbrookeまで,多くの外交官がアフガニスタンの安定化に望んだことだ.

さらに,イランとの関係改善は,シリアにおける和平も進展させる.ロシア以上にアサド政権に強い影響力を持つイランが和平に参加するからだ.イランは常々,この地域の支配的な大国になることを望んできた.それはトルコが勢力を増す中で,ますます強い願望となっている.

暫定合意における勝者とは,どの国のことでもなく,まさに「外交の勝利」である.

Project Syndicate NOV 25, 2013

The Uses of Nuclear Ambitions

ANA PALACIO

NYT November 25, 2013

Israel's Iran Dilemma

By ROGER COHEN

外交には妥協が必要だ.そこにはリスクがある.イランは試されている.誰にも結果はわからない.しかし,希望はある.このことがネタニヤフを脅かすのだ.ネタニヤフがパレスチナを真剣に試さない.入植地の拡大をやめて,法と正義の力を試さない.支配を優先し,パレスチナ人を押さえつける.

FP NOVEMBER 25, 2013

Our Last, Best Chance

BY JEFFREY LEWIS

FP NOVEMBER 25, 2013

The Real Nuclear Option

BY MICAH ZENKO

ワシントンにおいて交渉の中で話題にされなかった顕著な問題は,イスラエルの核兵器保有である.イスラエル政府関係者はイランの地下施設を核攻撃することも示唆したが,アメリカはこれを一切議論しなかった.しかし,P5+1が暫定合意から包括合意に向かうには,イスラエルの核兵器をどうするか,議論しなければならない.

イスラエルは,F16戦闘爆撃機で,弾道ミサイルで,あるいは,原子力潜水艦から核攻撃できる.単独でもイランのウラン濃縮施設を核攻撃するかもしれない.

FP NOVEMBER 25, 2013

A Dangerous, Wrongheaded Deal

BY TED CRUZ

WSJ Nov. 25, 2013

Worse Than Munich

By BRET STEPHENS

1938年,チェンバリンは再軍備のために時間を必要とした.2013年,オバマはイランに核武装する時間を与えた.

イギリスもフランスもナチス・ドイツに降伏した.それは道義的,外交的な不名誉の決まり文句になった.チェンバリンもダラディエも,ドイツと戦争する国民の支持も軍備も持たなかったのだ.彼らには時間が必要だった.

1973年,ベトナムとのパリ和平協定は,58000人の米兵を救うために同盟諸国を裏切るものだった.アメリカは周辺における軍事介入をやめた.カンボジアやベトナムで起きた虐殺は,それでもアメリカにとっての平和であった.

しかし,今回,ジュネーブにおけるイランとの暫定合意は核施設を容認するものだ.英仏は,何であれ戦争を回避できるものを受け入れた.オバマ政権は両院からの反対を押しのけた.

ニクソンがベトナムを抜け出して中国との外交を目指したように,オバマもイランと和解し,イスラエルやサウジアラビアを無視するつもりだ.しかし,これまでのアメリカ外交と異なるのは,オバマの和平が独裁から民主制への勝利を意味しないことだ.ロウハニも,ヒトラーと同じように,民主主義への侮蔑を示している.

事態は悪化するだろう.イランが核武装を進めれば,サウジアラビアはパキスタンから核を入手し,エジプトはロシアから支援を受けるだろう.ジュネーブの合意は,イスラエルが単独でも攻撃する可能性を高め,ヒズボラとの戦争が起きるだろう.

2次世界大戦後,アメリカが創った中東外交の枠組みを,オバマは破壊した.

FT November 26, 2013

Middle East: Cracking up

By David Gardner

FT November 26, 2013

Whose nuclear deal is it anyway?

Ian Bremmer

暫定合意が近隣諸国の安全を高めたと感じられないなら,これは失敗である,という者もいる.しかし,そうではない.

アメリカとヨーロッパはこの合意を彼らの利害によって判断した.イスラエルやサウジアラビアのためではない.暫定合意が実現するのは小さな目標でしかない.しかし,イランの最高指導者ハメネイが外交の余地を承認したことは大きい.また,オバマ政権はシリア外交で大きな失敗を犯し,中東外交の成果を強く必要としている.この地域で戦争することなく外交的な成果を得たことは重要だ.

イスラエルとサウジアラビアの懸念は核処理施設にとどまらない.アメリカは,シリアに続いて,限定的な目標で妥協した.それを彼らは受け入れられない.イランはイスラエルの存在を認めたわけではないし,ハマスやヒズボラへの支援をやめていないからだ.

サウジアラビアはイスラエル以上に憤慨しているだろう.イスラエルと違って,アメリカとサウジアラビアは政治的価値を共有していない.両国は2つの点で利害が一致していただけだ.すなわち,石油供給とイラン封じ込めである.暫定合意が制裁を解除すれば,サウジアラビアはイラン封じ込めの方法を再考するだろう.アラブの春が示したように,アメリカは武器を供給していたエジプトのムバラク体制を見放した.

サウジアラビアの扇動者から観れば,アメリカがシェール・ガスを得たことで,中東における外交の仲介者としてふさわしい大国ではなくなった.イスラエルと同様に,サウジアラビアにとって,イランには永久の制裁が好ましいのだ.

暫定合意は,その国の条件に従って,異なった意味で評価される.

Project Syndicate NOV 26, 2013

The Perils of Backseat Negotiating

CHRISTOPHER R. HILL

YaleGlobal, 26 November 2013

Iran Approaches a “Gorbachev Moment”

Robert A. Manning

theguardian.com, Wednesday 27 November 2013

Iran nuclear deal will make the world a safer place

Hans Blix


l  ウクライナの協定拒否

FT November 22, 2013

Ukraine has postponed an opportunity to prosper

By Carl Bildtthe Swedish foreign minister

ウクライナは経済の近代化を必要としている.ロシアと一緒に停滞するか,EUとの統合を進めるか,国民はEUとの合意を支持していた.

しかし,意外なことにキエフは合意を拒否した.ロシアとの貿易に深刻な制限が加わり,ウクライナの金融危機が深刻化することを恐れたからである.IMFは明確にこれを警告していた.

しかし,トルコやポーランドが示したように,EUとの市場統合化は各国の経済を飛躍させる.その利益は,モルドバやグルジアなど,東に向けて拡大するだろう.これはゼロサム・ゲームではない.諸国の近代化は長期的にロシアの利益にもなる.ロシアもEUとの経済統合によって利益を得られるのであり,ウクライナはその道を示すものだった.

ウクライナがヨーロッパであることは避けられない.政府の合意拒否はそれを延期したにすぎない.

NYT November 22, 2013

Ukraine Blames I.M.F. for Collapse of Accord With European Union

By DAVID M. HERSZENHORN

SPIEGEL ONLINE 11/25/2013

Putin's Gambit

How the EU Lost Ukraine

By SPIEGEL Staff

Project Syndicate NOV 27, 2013

Ukraine’s Path Not Taken

CHARLES TANNOCK

NYT November 27, 2013

Ukraine on the Brink

By ROMAN WOLCZU

WP November 29, 2013

Succumbing to Russia’s big stick

By Anne Applebaum

ウクライナが2つの文明の断層にあることを痛感しただろう.それはEUという方の支配と,プーチンという個人的恣意の支配との間に,分断されている.しかし,これは「文明の衝突」ではない.

EUの外務大臣たちは長い複雑な交渉の末に軍事力を行使したが,それは非常にまれな,非正常な手段であった.EUは豊かで,世界最大の市場規模を持ち,その資金はルールと手続きによって支配されている.貿易による制裁も利用した.

言い換えると,EUはニンジンも棍棒も使わなかったのだ.むしろ穏健な,劇的でない協定を示して,契約や取引を円滑にした.エストニアの大統領が語ったように,1995年,EUとの合意は非常に穏やかな内容で,当座は何も変えなかった.最初,数千人のエストニアの若者がヨーロッパの大学に学んで,後に,彼らは繁栄する自国の指導者になった.全体として,ウクライナとの交渉も退屈な内容だった.

最終合意と署名のため,リトアニアのヴィルニスにおいて,ウクライナのヤヌコビッチ大統領は交渉姿勢を逆転させた.問題は,憶測されたような,ティモシェンコ元首相の扱いについてではなかった.プーチン大統領がヤヌコビッチと会談して圧力をかけたのだ.

プーチンは,全く異なるルールで,異なるゲームをした.EUと違って,プーチンは貿易封鎖という棍棒を使った.天然ガスの価格引き下げのようなニンジンを使った.EUと違って,プーチンは突然,政策を変えた.ウクライナがEUと合意することはロシアの損失であり,プーチンの政治的な体面を損なった.ウクライナがEUの法律に従うことは,ロシア企業の有利に交渉を損なうと理解した.

ウクライナは,にわかにEUIMFにもっと有利な条件を求めたが,ルールによって動く彼らはそれを認めなかった.ウクライナの改革は大幅に遅れていたからだ.

政府の合意拒否にウクライナ国民は抗議デモを行った.しかし,ヨーロッパに向かうウクライナ国民に反して,その政治指導者たちはEUの文明を理解できなかった.余りにも既存のシステムに個人的な,そして金融的なつながりを持っているからだ.


l  天皇陛下のインド訪問

Project Syndicate NOV 22, 2013

The Emperor’s New Goal

BRAHMA CHELLANEY

天皇陛下のインド訪問が外交の上で重要な意味を持つのはもちろんだ.1992年,天皇の中国訪問は,1989年の天安門事件後,鄧小平が日本の制裁に消極的な姿勢に感謝し,日本からの資本や技術を歓迎するために行われた.

81歳のシン首相は,内政における支持率低迷を取り戻すために,この半年だけでも100万キロ以上の外国訪問を行った(Japan, China, Indonesia, Russia, Thailand, and the United States).インドの選挙前に天皇が訪問するのは,首相が変わっても,インドと日本の戦略的な関係は重視される,と考えるからだろう.

日本はアジアで近代化の先頭を走る裕福な国であるが,最近の経済停滞と,中国の急速な台頭,地域秩序の変化に戦略の見直しを迫られている.また,日本が経験している諸問題は東アジア全体に広がる傾向なのか,その改革に関心が高まっている.

インドは天皇陛下の訪問をこうした視点で見るべきだ.


The Guardian, Friday 22 November 2013

180 years after abolition, why is it the slave trade is booming?

Danny Smith


l  コンゴ民主共和国の内戦

FP NOVEMBER 22, 2013

Unbroken Violence

BY IDA SAWYER


l  アフガニスタン撤退

NYT November 23, 2013

The Long Goodbye in Afghanistan

By THE EDITORIAL BOARD

NYT November 25, 2013

Obama’s National Security Adviser Gives Karzai an Ultimatum

By ROD NORDLAND

Project Syndicate NOV 26, 2013

The Afghan Muddle

JASWANT SINGH

NYT November 28, 2013

Ignore Karzai’s Arrogance

By JOHN ALLEN and MICHAEL E. O’HANLON


後半へ続く)