Junior Seminar
 
Second/Foreign Language Acquisition
第二言語または外国語としての英語に関して、心理言語学および認知心理学的観点から、その習得・学習・教授法について考察・研究します。 コース目標は(1)心理言語学・認知心理学的な考え方を身につけ、(2)第二言語習得・外国語学習に関する研究分野で、現在盛んに研究されている研究テーマや基本的概念ついて学び、基礎的な知識を構築することです。さらに、(3)自ら問題意識を持って課題に対処する習慣を身につけ、 (4)疑問や問題視する課題に対して、クラス及び小グループで討論できることも、このコースの目標です。
 
春学期は、母語習得(乳幼児の言語習得)と第二言語習得(例、Krashenの第二言語習得に関する5つの仮説や Swainのアウトプット仮説など)について学びます。さらに、外国語教授法(Focus on Form)や学習動機(Motivation)など、第二言語習得と関連の深い項目について学びます。
 
秋学期は、単語学習、文法学習、リーディング、リスニングなどの研究を通して、英語学習のメカニズムについて学びます。
 
授業は、学生のみなさんのグループ・プレゼンテーションとクラス・ディスカッションで進められます。教材は海外の専門学術雑誌や関連の専門書から抜粋した論文を使用します。