同志社大学経済学部和田喜彦ゼミナール3回生夏合宿
2004年8月8日現在
合宿の目的: 和田ゼミでは資源環境問題と人間経済システムの持続可能性をテーマにし、人間経済と生態系の結びつき、生態系が生み出す価値、自然が減耗した場合の影響、環境負荷の計測・評価、環境負荷が少ない経済システムを創る方法などについて学んでいるが、3回生夏合宿では、北海道の自然豊かな現場で実体験することを通して、農林水産業という自然に最も近い人間の営みの実態を学び、自然界の仕組みや価値、人間経済システムと自然との関わりなどについて深い理解を得ることを目的とする。
合宿の日程: 2004年9月5日(日)〜9月10日(金) 6日間(5泊) (現地集合。現地解散。安全第一。)
合宿の場所: 北海道上川郡下川町
宿泊施設: 下川町の市街地にある「りんどう会館」(町内の地区が管理:)
ホール(1部屋)、和室(1部屋)、調理室、トイレ、洗面所。一日当たり全館使用料が5,000円。風呂はないので車で7〜8分の五味温泉(入浴料400円・第三セクター)、または町の銭湯へ。炊事道具付。下川唯一のコンビニまで徒歩数分。 布団はなし。 特別に洗濯機を「りんどう会館」に用意してもらう予定。バーベキュー用品を隣の老人ホームからお借りする予定。卓球台有り。
現場体験(案):
@林業体験〜「森人類」に企画内容を打診する。トドマツオイル製造(森林組合)などの見学
A農業体験〜小規模工房でのチーズづくり見学、簡単な乳製品づくり体験、牧場や畑作業の見学など
B 天塩川とダム問題〜「森・川・海」をつなぐ視点で見学や関係者との意見交換など。9月10日ころならサクラマスの自然産卵が見られる可能性あり。
C幌延の放射性廃棄物深地層試験場の現地見学と住民との懇談、日本海側の風車群の見学(下川〜幌延など日帰りコース)
D隔日くらいで夜にミニ講座。(例、「農業」、「北海道の歴史と生態系」。
個人負担:
行き帰りの交通費(各自研究): フェリー、格安航空券、エス切符(JR北海道)工夫次第
貸布団料金1日最大1,500円(最大7,500円)、ただし、公民館から寝袋を無料で借りることもできる。
食費(9,000円(?)、温泉・風呂代(2,000円)
+大学補助と支出の差額の人数割り(約2,500円)
計:交通費を除き2万1千円程度。
合宿協力者: 滝川康治氏、小倉龍生氏
合宿委員: 神足君、三舛君、田淵さん、後藤さん
合宿計画、食事・買出・掃除当番割、会計などよろしく! 全員一致協力して合宿を成功させよう!
合宿に向けての事前学習:
『幌延:核に揺れる北の大地』 <幌延放射性廃棄物深地層研究所について>。その他、北海道の歴史、アイヌの歴史、「森人類」等NPOの活動内容、風力発電、北海道の農林水産業、鮭とダム、など。