Leslie Teo とアシスタントの女性:シンガポール通貨庁 MAS

数十階の高層ビルが並ぶシンガポールの金融街を率いる頭脳が集まっているのかだろう。多分、私の質問は簡単すぎた、と思う。少なくとも、通貨危機の影響は軽微であり、日本が中心となった通貨安定化に関心もない、ように見えた。同じ金融センターでも、香港との違いを考える。

Tracy Yang :シンガポールISEAS

東南アジア研究所の立派な建物を案内してもらい、その後、Officeで話し合った。彼女はEatwellの世界金融監督局を支持し、政治的困難やIMFとの軋轢を回避し、地域規模で実現することを考えていた。
ISEASでMundellが講演した際、メモが取れないほどのアイデアが噴出すると、楽しそうに話してくれた。



Yen:SIIA と Pedrosa:PECC

Orchard Roadを歩いて、やっとSIIAシンガポール国際研究所を見つけた。アポイントメントは取れていなかったが、尋ねてみると後でホテルに電話をくれた。翌日、再び訪問し、エンが気さくに迎えてくれた。隣接する太平洋経済協力会議のペドロサも呼んだ。
シンガポールには、アジアのシンク・タンクも集まるようである。自由貿易体制を維持すること、アメリカとの協調、中国の存在感、そして、日本への期待(あるいは不満)は、この小さく、豊かな土地に根付いた、彼らのアジア感であろう。