バンコックの中華街で

中華街には日が暮れる前から屋台が道路わきに並び始めます。椅子やテーブルも並べて、大変な交通量なのですが、人々が食事に集まります。
彼は、多分、お店で働く母親の後ろで、材料の荷物に腰掛けて眠ってしまったのでしょう。7歳くらいでしょうか。ゴムぞうりを履いた足が地に付かず、シャッターの影で、寝苦しいだろうと思いましたが、なぜか楽しそうでした。



バンコックの交差点に立つ少年

5歳くらいの少年?が、切れ目なく続く自動車の流れに、怒ったように立ち尽くしていました。


バンコックの高架下で

彼は自動車が停止すると、微笑んで祭りの飾りか、縁起物らしい、千羽鶴のようなものを見せながら、車の間を歩きました。15歳くらいでしょうか。高架下に戻って、少しうつむき、戻っていく彼の表情は、大人のように厳しいものでした。