3年次演習

■運営方針

会社法、金融法、金融商品取引法についての現代的課題を検討します。実務的に問題となった事例を素材に、法的諸問題を徹底的に検討しましょう。
 ゼミでは、受講生を小グループに分けて、そのグループの報告をもとに全員で議論するという形をとります。
 さらに、ゼミ活動として、証券取引所、工場見学などの社会見学も実施し、 秋学期には、4回生との合同合宿を実施する予定です。最先端の実務を担当する弁護士や企業法務のOBOGを先生を招く特別ゼミも実施します。時期は未定ですが、慶応大学の商法ゼミとの交流も企画します。

秋学期は、福岡大学法学部の砂田ゼミと関西学院大学の石田ゼミとの合同ゼミを12月に行います。 賛成・反対に分かれてのディベートです。相手を納得させることは容易ではありません。 秋学期では、そのための準備にかなりの時間を費やすでしょう。 合同ゼミは、お互いの報告とそれについての質疑応答による学習効果を高めることもさることながら、 異なった文化で育った学生同士の交流と視野を広げることに重点を置いています。 合同ゼミでは、夜の宴会も楽しみにしてください。京都弁と博多弁の入り混じった賑やかなものとなるでしょう。 準備は大変でしょうが、他のゼミにない体験ができると思います。 「2024年は、福岡遠征します!」。

■メッセージ

ゼミでは、まず、出席することが重要です。さらに、発言をするようにしてください。 質問、自分の意見の陳述、なんでも結構です。 小学校時代から、「授業は聞くもの、ノートをとるもの、途中で先生の話を遮ることはもってのほか」 といった教育を受けてきた学生諸君にとって、人前でモノを言うことが大変なことは十分に承知しています。 春学期からゼミへの積極的参加を促しますが、その成果を秋学期の合同ゼミで発揮してください。

ゼミ紹介記事(※表示された記事をクリックすると、拡大されます)
・「政法会会報
・「同志社タイムズ