梶谷 真也

同志社大学社会学部産業関係学科 教授
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入



研究テーマ:
  • 高齢者の就業行動
  • 就業と健康資本との関係
  • 時間配分と健康や生産性との関係

著書:
  1. 『しっかり基礎からミクロ経済学―LQアプローチ』,2016年,日本評論社(鈴木史馬氏と共著)
論文:
学位論文
  1. 博士論文『高齢期の就業行動と雇用・社会保障政策』,2007年
  2. 修士論文"The Re-employment System for the Japanese Elderly and the Elderly's Working Incentive," 2004
  3. 卒業論文『京都府における雇用保険給付からみた高年齢者継続雇用の実態-高年齢雇用継続給付の給付状況から-』,2002年
公刊論文
 査読付き
  1. Pension reform and improved employment protection: Effects on older men's employment outcomes, 2023, B.E. Journal of Economic Analysis and Policy, vol. 23(4), pp. 1017-1043, with M. Kan. https://doi.org/10.1515/bejeap-2022-0317
  2. Use it Too Much and Lose Everything? The Effects of Hours of Work on Health, 2022, SSM - Population Health, vol. 20, 101245, with C. McKenzie and K. Sakata. https://doi.org/10.1016/j.ssmph.2022.101245
  3. Informal Care and Savings, 2022, Applied Economics,vol. 54(33), pp. 3762-3776, with K. Sakata, and C. McKenzie. https://doi.org/10.1080/00036846.2021.1980489
  4. The Return of Sleep, 2021, Economics and Human Biology, vol. 41, 100986. https://doi.org/10.1016/j.ehb.2021.100986
  5. Information Feedback in Relative Grading: Evidence from a Field Experiment, 2020, PLOS ONE, vol. 15(4), with K. Morimoto and S. Suzuki. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0231548
  6. Occupation, Retirement and Cognitive Functioning, 2017, Ageing & Society, vol. 37(8), pp. 1568-1596, with K. Sakata, and C. McKenzie. https://doi.org/10.1017/S0144686X16000465
  7. Which is Worse for Your Long-term Health, a White-collar or a Blue-collar Job?, 2015, Journal of the Japanese and International Economies, vol. 38, pp. 228-243. https://doi.org/10.1016/j.jjie.2015.09.002
  8. Does the Definition of Retirement Matter in Estimating the Effects of Retirement on Cognitive Functioning?, 2013, In Piantadosi, J., Anderssen, R.S. and Boland J. (eds) MODSIM2013, 20th International Congress on Modelling and Simulation, Modelling and Simulation Society of Australia and New Zealand, pp. 1263-1269, with K. Sakata, and C. McKenzie. https://doi.org/10.36334/modsim.2013.F4.kajitani
  9. Working in Old Age and Health Outcomes in Japan, 2011, Japan and the World Economy, vol.23(3), pp. 153-162. https://doi.org/10.1016/j.japwor.2011.06.001
  10. 在職老齢年金と定年退職者の再就職行動, 2011年,『日本経済研究』 no. 64, pp. 56-76.
  11. 予防行動と健康状態, 2010年,『医療経済研究』 vol.22(1), pp. 47-62, (小原美紀氏と共著).
  12. 同居・近居・別居の選択−親の資産と介護,子の市場労働が与える影響, 2007年,『季刊家計経済研究』 no. 75, pp. 92-103.
  13. 定年退職者の能力開発と再就職, 2006年,『日本経済研究』 no. 55, pp. 1-21.
 査読なし
  1. 従業員の健康状態と労働意欲:中小企業における健康経営の意義, 2024年,『日本労働研究雑誌』 no. 762, pp. 49-61, (小原美紀氏,松林哲也氏と共著).
  2. Promoting Employment of Older Workers and Adjustment of their Working Conditions at Japanese Firms, 2023, Japan Labor Issues, vol. 7(42), pp. 25-42.
  3. 高年齢者の雇用確保と企業側の調整, 2021年,『日本労働研究雑誌』 no. 734, pp. 16-30.
  4. 高齢期の睡眠時間が健康に与える効果, 2020年,『明星大学経済学研究紀要』 vol. 52(1-2), pp. 27-40.
  5. 共働き夫婦間の家事育児分担, 2018年,『DIO連合総研レポート』no. 339, pp. 19-24.
  6. 若年層の生活時間の変化〜『社会生活基本調査』匿名データを用いた分析〜, 2015年,『明星大学経済学研究紀要』vol. 47(1), pp. 1-16.
  7. 公的介護保険は家族介護者の介護時間を減少させたのか?−社会生活基本調査匿名データを用いた検証−, 2014年,『経済研究』 vol. 65(4),pp. 345-361, (菅万理氏と共著).
  8. 成績順位の通知と学習意欲, 2013年,『明星教育センター研究紀要』 vol. 3, pp. 101-110, (小林健太郎氏,鈴木史馬氏,中田勇人氏,盛本圭一氏と共著).
  9. 高齢者の職歴と主観的健康度, 2012年,『明星大学経済学研究紀要』 vol. 43(2), pp. 1-18.
  10. Does Skill-Development Make Elderly Japanese More Marketable? 2008, Japan Labor Review, vol.5(2), pp. 89-111.
  11. Japan's Re-employment System and Work Incentives for the Elderly, 2006, Osaka Economic Papers, vol.56(3), pp. 51-65.
  12. 有業者の余暇時間と健康投資, 2006年,『日本労働研究雑誌』 no. 552, pp. 44-59, (小原美紀氏と共著).
ディスカッションペーパー
  1. Actionable Information Feedback in Relative Grading: Evidence from a Field Experiment, 2022, with K. Morimoto and S. Suzuki. Available at SSRN
  2. Use It Too Much and Lose It? The Effect of Working Hours on Cognitive Ability, 2017, Panel Data Research Center at Keio University DISCUSSION PAPER SERIES, DP2016-008, with C. McKenzie and K. Sakata.
その他
  1. 老後不安と社会貢献活動への参加, 2023年, 独立行政法人労働政策研究・研修機構(編)『企業で働く人のボランティアと社会貢献活動:パラレルキャリアの可能性』労働政策研究報告書no. 225, 第3章.
  2. 高齢者のNPO活動開始年齢と活動への関与度, 2016年, 独立行政法人労働政策研究・研修機構 (編)『NPOの就労に関する研究−恒常的成長と震災を機とした変化を捉える−』労働政策研究報告書 no. 183, 第6章.
  3. 高齢期の健康と社会貢献活動, 2012年, 独立行政法人労働政策研究・研修機構 (編)『高齢者の社会貢献活動に関する研究−定量的分析と定性的分析から−』労働政策研究報告書 no. 142, 第7章.
研究助成 :
  1. 科学研究費補助金(基盤(B) 2021年度〜2025年度) 研究課題番号:23K20611 研究代表者
    研究課題名『時間配分,世帯内生産活動と健康資本形成』
  2. 科学研究費補助金(基盤(B) 2021年度〜2025年度) 研究課題番号:23K20607 研究分担者
    研究課題名『子どもの教育達成・健康に関する実証分析−長期の大規模縦断調査を利用して−』
  3. 科学研究費補助金(基盤(B) 2020年度〜2024年度) 研究課題番号:23K20151 研究分担者
    研究課題名『世代間の相互関係:遺産・介護と労働供給・消費貯蓄を通じて』
  4. 科学研究費補助金(基盤(B) 2016年度〜2020年度) 研究課題番号:16H03607 研究分担者
    研究課題名『親の就業・時間配分・考え方と子どもの人的資本形成に関する計量経済学的分析』
  5. 科学研究費補助金(若手(B) 2015年度〜2019年度) 研究課題番号:15K17080 研究代表者
    研究課題名『個人の時間配分と生産性・健康資本の格差』
  6. 科学研究費補助金(基盤(B) 2012年度〜2016年度) 研究課題番号:24330093 研究分担者
    研究課題名『高齢者の引退行動と認知能力・健康』
  7. 科学研究費補助金 (基盤(C) 2011年度〜2013年度) 研究課題番号:23530328 研究分担者
    研究課題名『時間配分に着目した若年層の教育・所得・健康格差の要因と帰結に関する実証研究』
  8. 科学研究費補助金 (若手(B) 2010年度〜2013年度) 研究課題番号:22730237 研究代表者
    研究課題名『健康格差と所得の不平等』
  9. 科学研究費補助金 (若手スタートアップ 2008年度〜2009年度) 研究課題番号:20830101 研究代表者
    研究課題名『就業が高齢期の健康状態に与える長期的・短期的影響』
  10. 科学研究費補助金 (基盤(B) 2008年度〜2010年度) 研究課題番号:19330062 研究分担者
    研究課題名『家族構造の変化と社会保障と労働市場のありかた』
  11. (財)家計経済研究所2006年度研究振興助成事業 ((財)家計経済研究所 2006年) 研究代表者
    研究テーマ「同居・近居・別居の選択−親の資産と介護、子の市場労働が与える影響」
その他 :
  1. 独立行政法人 労働政策研究研修機構, 高齢者の雇用・就業に関する研究会 研究会委員,2022年6月〜
  2. 独立行政法人 労働政策研究研修機構, 生涯現役社会における社会貢献活動を視野に入れた働き方の多様性研究会 研究会委員,2021年5月〜
  3. 厚生労働省, 生涯現役促進地域連携事業企画書等評価委員会委員,2020年7月〜2022年3月
  4. 大阪府,大阪府まち・ひと・しごと創生推進審議会 委員, 2019年6月〜2023年6月
  5. 厚生労働省, 生涯現役促進地域連携事業企画書等評価委員会委員,2018年7月〜2020年3月
  6. 厚生労働省, 生涯現役促進地域連携事業選抜・評価委員会 委員, 2016年7月〜2018年3月
  7. 独立行政法人 労働政策研究研修機構,非営利組織の就労に関する研究 研究会委員,2013年11月〜2015年3月
  8. 独立行政法人 労働政策研究研修機構, 高齢者の就業促進に関する研究 (高齢者の社会貢献活動に関する研究) 研究会委員,2010年10月〜2012年3月