随筆集の公表に当たって
これまで、いろんなところに雑文を書いてきた。振り返って読むと、自分の思考の軌跡が分かるような気がする。学術論文と違って、未熟なアイディア、あるいはやや専門外のことについても、エッセイなら、大胆に書いたりすることもできる。明らかに読み間違いもあるが、時間によって当時の分析が支持されたことが案外多い。
これからの研究を進めていく過程で、常に自己点検をしていきたいと思っている。ある種の緊張感を維持するために、これまでの雑文をまとめて公表することにした。
「社会を混乱させる食肉の高騰」(『エコノミスト』2071016) PP.36-37 「どうなる今後の農産物の対中輸出」『山形農業』2007年6月号 pp.78-80 「中国の労働不足、主因は農民差別」『世界週報』(時事通信社) 2006年10月24日 pp.18-21 「社会を憎悪する農民工2世、数千万人」『エコノミスト』(毎日新聞社) 2006年10月9日 p.118 「農民工の人権改善迫られる――『世界の工場』支える労働力に不安」『日本経済研究センター会報』2006年3月号 |
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「巻頭:大上海の繁栄と民工」『上海経済交流』第78号 2005年4月 pp.1-3 | |
「コメント:中国における農業組織化の展開プロセス」『農林業問題研究』第40巻第4号 2005年3月 pp.49-50 | |
「二つの被害者意識のはざまで」『歴史諸君』2002年5月 pp.24-32 | |
「中国農業、転換が必要」『日本経済新聞・経済教室』2002年4月12日 | |
エッセイ・「民工子弟学校を見学しての随感」日生財団『交流』2001年12月 | |
特集・「如何評価中国加入世貿組織?」 『東方時報』(週刊・中国語)1999年11月24日 | |
エッセイ・「アメリカの大学:研究と教育についての雑感」 『総研ニュース』No.103 1999年10月 | |
特集・「社会主義市場経済:現代化的第三条道路?」 『留学生新聞』1999年8月15日 | |
特集・「天安門事件発生的時代背景」 『留学生新聞』1999年6月1日 | |
「シンポジウム・パネル討論」環境経済政策学会編『アジアの環境問題』東洋経済新報社 1998年9月 pp.59-82 | |
エッセイ・「在日中国人の中国研究」 『中国図書』(内山書店) 1998年12月 pp.7-8 | |
コメント・鷲田報告「中国の環境と社会経済システム」 『現代中国研究』第2号 1998年3月 | |
「中国の食糧、客観的議論を」 『朝日新聞・論壇』1996年11月20日 | |
「情報の伝達はなぜ偏るのか」『交流』(日本生命財団)第7号 1995年11月 pp.115-116 | |
「中国調査の見聞雑感」『アンデレクロース』第71号 1995年 | |
「中国の進むべき道とは」 『交流』第5巻(日本生命財団) 1993年11月 | |
「高効率経済運作机制需要合理的組織制度」 『人民日報・海外版』 1993年8月6日 | |
「日本的組織協調型体系及其対中国経済改革的啓示」 『人民日報・海外版』 1993年6月30日 | |
「環境問題と市場社会」 『交流』第4巻(日本生命財団) 1992年10月 | |
「中国の改革開放の現段階」 『京都大学新聞』1992年4月16日 | |
「日本留学についての随想」『洛友会報』(京大洛友会)1992年12月 pp.7-10 |