夏期課外授業・授業レポート
8/8(水) 明治鍼灸大学
本日は明治鍼灸大学にお邪魔し、東洋医学の実践の場を見学しました。
鍼灸とは、鍼(はり)とお灸のことです。明治鍼灸大学は、大学病院や鍼灸院などで活躍する専門家を養成するための大学で、京都駅から亀岡方面に約30分のところにありました。
まず、鍼灸の前提になっている東洋医学の理論について、講義をしていただきました。ツボグッズなどの先入観から、足の裏にはツボがたくさんあると思いこんでいましたが、足の裏のツボは専門的にはひとつしかないとのことです。また、手の親指と人差し指の付け根にあるツボなど、効果的かつ日常に使えるツボの場所を教えていただきました。
それから、昼食休憩を兼ねて大学の方に見学に行きました。明治鍼灸大学には大学病院が併設されていました。普通の総合病院なのですが、特徴的だったのは、専門的な鍼灸科が設置されていることです。また、ほかの科でも、リハビリなどで鍼灸の技術が取り入れられているそうで、非常におもしろく思いました。
最後に、実際に鍼(はり)の体験をさせてもらいました。実際に手にとってみると、医療用の鍼はとても細かったです。また、治療中、私はひとつも痛みは感じませんでした。それどころかここちよさを感じ、眠くなってしまいました。
京都駅前に出張所があるそうなので、一人ででも是非行きたいと思いました。
今まで「危険、こわい」と遠ざけてきた鍼灸の実際を知る機会を得て、本当によかったです。
渡辺 綾子