プロジェクト科目

「食育と健康」

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報告者: 渡辺 綾子

第四回目

平成19年5月16日

場所:TC1−302

〈薬膳メニューを作ろう@〉

担当:薬膳レストラン あわさい

   国際薬膳指導師

   辻岡 生隆

 

薬膳に必要な中(国)医学の四大学説

➜臓象医学…内臓の変化が外に現れる。例えば「吹き出物」

 陰陽学説…陰と陽のバランス。バランス取れているときのほうが少ない。自分で偏ったバランスを戻せる人=健康

 五行学説…地球上に存在しているものを5つの物質に分ける

 経路学説…気の通り道

 

薬膳学の定義

 中国の伝統的な食事療法、食事養生に関する理論

 中国独自の料理法

 

 漢方食材使わなくてもOK

 治療効果あるもの=すべて薬と考える

 目的をもって食べるとそれらはすべて薬となる

 そうでなければ「えさ」にしかならない 

 

      コーヒー  含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害

      根菜類   体を温める  (ゴボウ 大根は例外)

      豆腐(涼)には付けあわせとしてしょうが&ねぎ(熱) 先人の知恵!!

 

 薬膳の五大学説

➜相関学説

 調和学説…食べるものの量と質が大事

 結合学説…いつ薬を取り始め、いつまで取るのかという話

帰経学説

宜忌学説…食べ合わせのこと

   

 

感想

 

「五行相関図」に中国三千年の歴史がぎゅっと凝縮されているその凄さがようやくわかりかけてきました。理論ではなく、経験から壮大な相関を見出してきた先人はすごいです。かぜのひきはじめには生姜湯を飲むであるとか、夏にはスイカを食べるであるとか、日常の何気ないところに合理性が認められることにも驚きです。昔ながらの慣習を見直してみようと思いました。