第三回薬膳講義

15060777 辻 依里

【日時・場所】4月25()

       京田辺校地

【活動報告】

・東洋医学の基礎知識 梁 先生を迎えて

西洋医学と東洋医学の比較により東洋医学の基礎知識を学んでいく。東洋医学と西洋医学の違いはなんであろうか。それは患者に対する治療観点である。

<東西医学の比較>

 

東洋医学

西洋医学

健康

流動的

一定の水準

判断

心身一体

一点(局所)

重点

予防医学

治療

観点

病体・心

体・病気

抵抗力

主に自癒力

主に抗菌

免疫力

内面の免疫力を高める

免疫力抑制

処方

複合処方

単純化

治療効果

ファジー(わかりにくい)

可視明確

副作用

少ない

多い

薬耐性

少ない

多い

効果性

緩効

速効力

 

上の表から東洋医学と西洋医学は相対的と言っていいほど差がある。代表的な例として、東洋医学では速効性こそ少ないが1500年前からHO2が今でも飲まれ続けている。しかし、西洋医学では速効性が高いが副作用が強いタミフルが普及している。これは副作用の試用期間が34年で足りてないのが原因である。東洋医学では改善が繰り返され試用されてきているので歴史が長く信頼性が高い。

 

<東洋医学の基礎知識>

     陰陽論

     五行論 土、金、水、火、木(相性、相克の関係)

     気、血、津液と五臓六腑と影響

     四気 熱、温、()、涼、寒(食事も薬となる)

     五味 食事と薬の同源は一緒である 医食同源であり、三食に気をつける。

     毒性 あり

東洋医学の基礎知識に欠かせないのはバランスでありそれを整えるため知識を学ぶことが重要となる。ただし、東洋医学だけが優れているわけでなく、西洋医学が劣っていることはない。お互いの良い部分を尊重し、東洋と西洋の融合が今後の課題になると考えられる。

 

【感想】

東洋医学では基本的な知識は欠かせず、また、その知識を応用につなげるには自分自身で学んでいこうと思う。