秋の試食会

 

秋は薬膳では「燥」の季節である。空気が乾燥しているため、空咳や痰や喘息などの呼吸器官に疾患が起こりやすい。また、髪のぱさつきや肌の乾燥などの症状も起こりやすい。したがって、この季節は体を潤し肺に栄養を与えるような食養生をするべきである。

今回もおいしい料理をいただいた。一品目はハーブワイン。残念ながら私はバイクで来ていたため飲むことはできず、藤岡さんに飲んでいただいた。これは、脂肪の抗酸化作用に優れ、細胞の活性化を図る。二品目は貝柱のタルタル紅花風味、麦門冬添えである。これは神経をリラックスさせ疲労の回復効果がある。三品目は蓮の実と茸のクリームスープ、沙参風味。高血圧や動脈硬化の改善に。四品目平目魚の詰め物春巻き風、ハバナ風味。体液を補充し、全身に栄養を与える。五品目は牛ひれ肉のステーキ山芋添え、セッコク風味のソース。胃、肺、腎の水分を補い体内の渇きを止める。六品目は取り合わせサラダ。体内の余分な熱と湿を取り除く。最後は寒天チーズケーキ洋ナシ風味、フルーツ添え。これは繊維質がたっぷり取れる。

個人的には四品目の平目の春巻き風が一番好きだった。魚だけでなく、海苔と一緒に揚げることによって海苔の風味が出ていて非常においしく、あまりこのような料理は食べたことがなかったので新鮮だった。最後のチーズケーキもおいしかった。私は非常にチーズ好きである。ケーキなのにあまり甘すぎることなく、付け合せのフルーツのおかげで口をさっぱりさせてくれるのも良かった。

サラダをいただくときに学んだのだが、きゅうりは他の野菜と取るべきではないらしい。きゅうりにある成分が他の野菜のビタミンを破壊するらしい。このようにこの授業を取っていると、様々な食物に関する豆知識が増えるのもこの科目ならではの良いところである。