6月6日            18060252番 田辺華

                  IN レストランあわさい

 

今回は実際に季節感や五行相関図の概念を大切にした食材を試食しながらの講義を行った。

夏の食養生で心がけることは清熱の働きのある食物を積極的に摂ることである。また、苦味の食品で心臓系統を養う。このような組み合わせを心がけることが大切である。

 

最初に飲んだローズマリーティー抗酸化作用があり、また脂肪を抑える働きがある。清涼感のある飲み物でとてもおいしかった。

合鴨肉の八角煮、生薬卵添えは胃腸の機能を高め、余分な熱を納めてむくみを解消す働きがある。また、鴨は冬の季節であると一般的に認識されているが、東洋の五行説からみると夏に食べると良い食材である。

ヴィシソワーズ ミント風味は胃腸を整えたりイライラを収める効果がある。このスープの中には金針菜や連の実、菊花が入っていて清涼感があった。初めて食べた味だった。

鱸の沢煮 清涼野菜添えは体内の余分な熱と湿気をとる働きがある。

鹿児島六白黒豚フィレ肉の香草パネグリエで使われている豚にはビタミンB1があり(疲れに効果あり)それにニンニクを加えることでアリシンも補う。

取り合わせサラダでは生の野菜を使うことで体を冷やす作用がある。

豆乳のババロア抹茶風味、フルーツ添えは体内の余分な湿気を取り除く働きがある。

ルイボスティーには活性酸素消去や抗酸化作用がある。

 

今回食べたものは体においしい以外にも味にこだわっていた。私は東洋の健康にするための食べ物として思い浮かぶのは苦い漢方だったが、漢方も取り入れつつおいしく食べながら体を健康にできるのはすばらしいと思った。