8月9日 京都府立大学付属農場にて

                      13063158 法学部政治学科 佐々木麻子

 

 午前中の講義では、先生が行っている研究の内容、いまの野菜に起こっている変化、京野菜の特徴などについてお話をいただいた。研究については科学的な用語などを交えての話だったが、先生の話はとても分かりやすく、きちんと理解することが出来た。今の野菜と昔の野菜の違い、今日野菜と普通の野菜も、色や形以外にはそんなに違いがあるとは思っていなかったので大変驚いた。私は野菜が好きなので、今度ぜひ金時にんじんや賀茂なす、食用ではないが鹿ケ谷かぼちゃなどと普通の野菜とを比べてみたいと思う。また、今回聞いた話は、薬膳ジュースを作るためのアイデアにもいい情報になったと思う。

 午後は実際に畑に出て農作業を行った。私は長袖を着ていくかどうか迷ったが、畑仕事をするには暑苦しいし、一人だけ長袖を着ていくのはおかしいかと思い結局半そでしか着ていかなかったが、府立大学の女の子たちはきちんと長袖を持ってきており、「さすがだなぁ」と感じた。日差しはじりじりと照りつけていたし、気温も高かったが、作業を行ったのはぶどう畑だったので、ぶどうの木が日陰を作ってくれたために思ったよりはつらくなかった。ただ、ぶどうを木から切り離す作業を行う際に中腰の姿勢をとらないといけなかったのが少し辛かった。ぶどう畑で食べたとれたてのぶどうもとてもおいしかった。今度は冬に冬野菜の収穫も行ってみたいと思う。また、隣の畑に生っていたピオーネやりんごも気になったので、機会があれば収穫して取れたてを食べてみたい。収穫後の作業も、周りの人と話しながら行ったのでとても楽しかった。実際に農作業を仕事にしている人はこんなだらだらとした調子ではやっていられないのだろうが、私はまた農作業体験をしてみたいと感じた。