13063158 法学部政治学科2回生 佐々木麻子

 

 

健康方程式() なぜ「感謝」は健康に良いのか?

 

@     感謝の語源

感謝とは「ありがとう」つまり、「有り難い」が語源となっている言葉である。この言葉は元は仏教用語であり、仏陀の言った言葉に対する最上級の表現である。文字通り「有り難い」とはmiracle=あり得ないという意味であり、「希少性」である。

 

 

A感謝の(素)因数分解

 感謝は「関心(attention)」と「感動」の二つの概念から成り立っている。その反義語は「当然視」つまりは無関心、無感動である。感謝を表す言葉は謝謝、mercithanksgracia(s)など世界中に存在しており、絶対とは言い切れないもののどこにでも感謝は存在するのである。

 

 

B感情三元要素

 心(mindspiritheart)とは非常に難しいものである。心を探るには、科学的見地、宗教的見地、哲学的見地などの様々な見方ができる。この心を最も単純に、そして正しく考えたのがB.Spinozaである。彼は著作『Ethica』の中で感情三元素説を唱えている。感情三元素説とは、感情を三つの要素に分け、人間の56の感情をすべてこの三要素の配合で説明できるとする説である。その要素は人間の本質、中心である「欲望(desirewant)」、欲望を上げる「喜び(joy)」、欲望を下げる「悲しみ(sorrow)」であり、いわゆる幸福は欲望と喜びの循環、不幸は欲望と悲しみの循環であると説明している。この考え方はキリスト教のものとは異なっており、スピノザのいた17世紀半ばごろには危険視されており、公表されなかった。しかし、20世末に科学によって確かめられている。科学的見地での説明では、欲望は「セロトニン(serotonin)」、喜びは「ドーパミン(dopamin)」、悲しみは「ノルアドレナリン(noradrenalin)」という神経伝達物質によりコントロールされるとされている。感謝によってこのセロトニン、ドーパミンが分泌され、健康や幸福へつながっていくのである。

 

 

C幸福の定理

 「感謝は幸福に先行する」、すなわち幸福は感謝から生まれるが逆はない、これが幸福の定理である。人が幸福になる為には家柄、宗教、学歴、職業などの要素も必要かもしれないが、一番は感謝力である。感謝力がどれだけあるか、つまり、どれだけ物事に対して感謝の気持ちを持てるかというのが幸福と不幸への分岐点となるのだ。

 

 

◎感想

 感謝できると幸せになれる、これは私も正しいと思う。感謝するということはすなわち関心を持ち感動する事である。それが日常生活の中で多ければ多いほど幸せになれるというのは当然であるし、とても良いことだと思う。たとえ当たり前のことでも、その中から感謝や感動を覚えて自ら幸福や健康への第一歩を踏み出すのが重要である。