グループC
2006年11月1日(水)
薬膳についての復習
中医学の四大学説
臓象学説・・・内臓の外部に反映する生理、病理現象の相互関係を研究
陰陽学説・・・臓腑組織、病理バランス、薬性、薬味
五行学説・・・その運用は、「自然界と人体を結合させ、また、人体の各部分を結合させて総合的な治療法を制定し、身体の相対的動態バランスを保たせる」ことにある。
経絡学説・・・人体の循環反応系統
経=主脈。体の幹線を直行する脈、生命活動の基本の気、血を運ぶ。それが一定の臓腑と関係ある。
絡=支脈。経脈から枝分かれし網状になる。
陰・陽の関係は、やじろべいのバランスのようなもので、どちらか一方に傾いていてはいけない。両方が等しく、生気の充実された状態が良い。
薬膳とは
季節ごとの食養生は陰陽学説や五行学説に基づき、自然界と人体を総合的に捉え、そのバランスを保つために工夫されている。基本的にその季節の旬のものを摂取し、自分の体の状態を見つめ足りないものは食物で補えばよい。薬膳の基本的な考えは、先人の知恵を受けつぎ、あたりまえのことをするという未病医学の考え方に基づくものである。
季節ごとの食養生
春・・・肝の機能を補い、肝腸上亢を防ぐ。
夏・・・清涼の食品で身体の熱を摂り、苦味の食品で心臓系統を養う。
長夏・・・利尿効果を高めることで体内の余分な熱と湿を取り除き、消化吸収を高めて胃腸を丈夫にし、夏バテを予防する。
秋・・・肺を潤し咳を止め、肌や体を潤す作用のある食物を摂る。
復習することで、今まで教えてもらった知識が整理でき、理解を深めることができました。
講演会に向けてがんばろう!!