プロジェクト科目  活動報告書

年     月    日提出

プロジェクト科目 テーマ名

食育と健康 グループレポート

氏名

グループ2

学生ID

14050912

期間  

    2006 年 7  月 5 日( 水 ) 〜     年   月   日(  )

担当

梁 平 先生

活動記録(個人およびグループでの活動の他、電話、メールなどのやりとりも含めて記載)

日時

内容

前回の続き

1.アガリクスと体質

少量→抗癌作用・肝臓の改善・免疫増加

大量→発ガン作用

体質により、合う、合わないがある。中庸が肝要である。

2.体質には、先天性と後天性がある。変化するものなのでこまめにチェックすることが大事。

3.体質別症状と健康管理

気血両虚・・胃腸が弱く、免疫力があまりないので病気になりやすい。冷たいものなど、食べすぎるといけない

食積痰湿・・胃は強いが、腸が弱い。下腹が出るのは食痰湿(腸内に付着するジェリー状のもの)のためで、食べすぎが原因。

肝陽亢盛・・怒りっぽい

気滞うっ血・・狭心症。くよくよ考えがち。長期ストレスなど、主夫に多い。

陰虚・・微熱。見分けるポイントは喉が渇くかどうか。陰液の不足。

陽虚・・全身の冷え。背中まで冷え、舌の色が全体的に白い

4.複雑な体質のタイプ

体質は2つ程度重なることがある。気血両虚と陽虚など。

 

感想(この期間の活動をふりかえりましょう)

健康食品の1つとして脚光を浴びたアガリクスは、抗ガン作用があるとして社会で大きく取り上げられた。食品をとることで病を治すという考えは、一見東洋医学的発想な気がするが、実際はアガリクスのみを多量に摂取した結果様々な害を引き起こされるといった問題が出てきている。それは、東洋医学の「中庸」という考えを取り入れていないからで、何事も、‘ほどほど’が大切であるのだ。実際アガリクスは少量では抗癌作用が言われているが、大量に摂取すると発ガン作用があると報告されている。

 今回体質を一つずつ詳しく見ることで、それぞれの未病の状態、気をつけなければいけないことがよく理解できた。健康を保つ為には体質によって出てくる症状を緩和し、陰と陽のバランスを保たなければならない。そのために自分の体質を正しく知ることが重要である。体質は、常に変化していくものであり、特に大病を患ったり、自己にあったりすると変化は大きくなる。したがってこまめに体質を判断しなければならない。

病気になる前の未病の段階では、健康のありがたみ、大切さはなかなか実感できない。しかし、健康がいかに大事なものかをもう一度良く考え、食生活を始めとする日常の生活を見直すべきである。自己を大切にすることが、健康にもつながるのである。

 

提出日

教員印