プロジェクト科目 グループレポート
7月5日 グループ1 森本 平間 北村 山本
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「こころ」とは
あたまとからだの相互作用によって成り立つものが「こころ」であるとされている。
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脳 Brain=脳細胞の集合。つまりnewron(ニューロン)
軸索と細胞体からなり、神経伝達物質によって伝達され非常に精密な細胞である。悩
みがひどくなると体調が悪くなる。身体が疲れると頭もつかれ、身体が動かなくなる。
これらのように頭と身体は関連していてその両者の間で働きかけることが心の役割で
ある。
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神経伝達物質 neurotransmitter
→本来10種程あるが、ここであげるのは主要な3種。
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ドーパミン…意欲の素となる。不足するとパーキンソン病になる。
A
セロトニン…喜びの素となる。不足するとうつ病等になる。
B
ノルアドレナリン…悲しみの素となる。緊張やストレスを感じることにより分泌。
※@Aは善であり、Bは悪である。
<哲学における分析>
1670年 オランダ B.Spinoza スピノザ
著書『エチカ』 この本に全哲学が入っているとされる。
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スピノザの感情三元素説
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欲望(〜したい)
A
喜び(嬉しい)
B
悲しみ(悲しい)
→この3つの組み合わせですべて 感情が表現できる、とした。
神経伝達物質の主要な3つと同じ働きをしている。
desire 欲望←「喜び」+ 欲望を強めるもの。joy
←「悲しみ」− 欲望を弱めるもの。sadness
「うまくいっている状態」とは
欲望と喜びがうまく回っているサイクル→陽性回路
positivecircit
欲望と喜びがうまく回っていないサイクル→陰性回路
negativecircit
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幸福=脳内のセロトニンの分泌レベルが高い状態のこと
<セロトニンを出す方法>
1太陽の光を浴びる(5分)
2血中二酸化炭素濃度を上げる。(呼吸回数を減らす=深呼吸)
3反復リズム運動を30分(ガムを噛むなどでも良い)
4セロトニンを食べる。(トリプトファンを取り入れる。豆腐に含まれる。)
5感謝する。
↓
これらをまとめると前回述べた健康方程式、
H= O + S + T へと収斂される。
ここにはC)で述べた、太陽の光・30分間の反復リズム運動が含まれていないが、Oは酸素でこれは深呼吸することによって血中二酸化炭素濃度を増やす狙いがある。またSは前回のべた究食であり、Tは感謝である。
以上のやり方で精神・肉体共に健康を目指す。
健康=「生産的な心身の状態」
健康方程式=心と体を生産的に保つ方法を追求し、心と体の動かし方を見つめ、最も生産性を上げる要素を抽出したもの。
健康意識=方程式の前提となるもの。
健康になりたいという健康意識がなければ、健康の知識は無効である。
健康意識の窓口は、美への志向、金への関心、病への恐怖である。
健康意識は、内部から湧き上がるものである。
健康知識=多くは合理的な仮説⇔思い込み
食事と健康の思い込みには、健康食品、一日三食、主食は米、がある。
運動と健康の思い込みには、不健康な運動、健康と関係がない運動、健康に寄与する運動、がある。
究極の健康運動とは、大隔膜という筋肉を十分に用いた「横隔膜呼吸」である。
健康に寄与する要素=食事と健康の関係、運動と健康の関係、感情
感情は欲望、喜び、悲しみの三つに分けられると哲学者スピノザは説いた。
健康は運動と食事と感情の結果である。
今回は食ではなく、「こころ」という側面から健康ついて考えた。食物からの栄養はもちろん大切であるが、精神的な部分からの支えも食物からと同等に重要な役割を果たすことが分かった。
心も体も人間の生活において、とても密接したものである。少し哲学的な内容だったので理解しにくい箇所もあったが、今回のように原理から探っていくと、理解した時にとても筋の通った納得のいくものとなる。これをより簡潔に説明できるようになれば、興味のない方々にも分かりやすく伝えられそうだと考える。
哲学という馴染みのない分野ではあるが、とてもすばらしい考えだと思った。なのでここで学んだことを生かし私たちから発信していけたら良いと思った。