2007年3月9日
プロジェクト科目運営委員会
幹事 山田和人
2006年度秋学期 プロジェクト科目成果報告会の講評について(報告)
先日、開催されたプロジェクト科目の成果報告会の発表につきまして、
参加したプロジェクト科目運営委員より提出された講評を、下記の通り、
取り纏めましたので、ご参考までに報告いたします。
記
プロジェクト名:京都暮らしの音と映像
鴨川の魅力というコンセプトを、議論のプロセスで再構築できたことはすばらしい。撮影そ
のものに対する興味の段階からテーマを発見していくまでのプロセスが貴重であったと言え
る。自分たちが発見した京都を作品として制作できたことが何よりの成果と言えよう。また、
プレゼンテーションに予告編を作成して、流すことができたことも効果的であった。
ただし、以下のような問題もあった。
担当者の技術的なサポートが学生の創作意欲を低下させることなく、継続的にプロジェクト
を推進することができたと言える。今後の日程として上映会が予定されており、その作品を見
て評価することになるはずであり、本来なら、予告編ではなく、できあがった作品の一部を放
映してもらいたかった。予告編については、イメージ重視のプロモーションビデオであり、基
本的な考え方や独創性が見えてこないのが残念であった。