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授業風景
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「花で生きる力を高める-花を活用する生活と社会活動の企画実践プロジェクト-」<今出川校地開講科目>
科目担当者:浜崎 英子 先生(NPO法人フラワー・サイコロジー協会)
科目代表者:余語 真夫 先生(心理学部)
私たちの身近にありながら、日常の忙しさの中で忘れてしまいがちな季節の彩り・・・。「花で生きる力を高める」のメンバーは、日々季節の花と接しながら、花を通した様々な活動に取り組んでいます。鳥井美里さん(社会学部4年)、藤田雅弓さん(社会学部3年)から2010年7月14日15:30~16:30に同志社大学今出川キャンパス近くにあるレストラン「バザールカフェ」(京都市上京区烏丸今出川上ル)で行ったワークショップ「花×バザールカフェ×人」の報告が届きました。各国の日替わりランチが人気のお店の雰囲気にピッタリの、エキゾチックなラン科の花々やモンステラなどの熱帯植物を、参加者各自が思いおもいに活けながら、和やかな会話が弾んだイベントとなりました。
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私たちは、「花と人の心・生活との関わりを考える」「花を用いて人々の心や生活の質を豊かなものにする」という目的で、花を素材とした活動や企画に取り組んでいます。
春学期はクラス内でのワークショップ、ゲストスピーカーの方々のお話・施設訪問などから「花と人との関わり」「人と人との関わり」について様々なことを学び、7月にはバザールカフェでイベント(生け花ワークショップ)を開催しました。
このワークショップは、私たちが以前、同志社大学の学生に対して行ったアンケートから、花や自然に対して興味や関心があっても実際に触れる機会がないという現状を知り、学生に対して、花をもっと身近に感じて欲しいという思いで企画しました。
当日はバザールカフェさんをお借りし、約20人ほどの学生が集まってくださいました。
まず、初対面の人とグループに分かれてもらい、自分に合った花を選び、その花に基づいて各グループで自己紹介をしていただきました。
用意していただいたお花が珍しいものばかりだったので、皆さん花を選ぶのが難しそうでしたが、その分、自己紹介の幅も広がり自由に話されていました。
今回、いけばなをしてお花に触れてもらうという目的の他に、いけばなをする上でのコミュニケーションがお花を介することでどのように自分たちに作用するのか、感じていただきたかったので、『バザールカフェをイメージしたいけばな』というテーマを設定し、一つのテーマに沿っていけばなに、より取り組みやすくしました。
作業中は会話をすることを心がけてもらいました。途中、私たちプロジェクト科目のメンバーがグループに入って、会話を促そうとしましたが、一つの作品をみんなで作り上げる中で、どのグループも自然と会話がはずんでいました。
それぞれのグループで個性のある作品が仕上がりました。
自分たちの作った作品についてグループごとに発表していただき、投票、1位に選ばれたグループの作品はバザールカフェさんに飾っていただくことになりました。
今回、ワークショップを行い反省点や課題も残りましたが、花を身近に感じてもらえる良い機会になったのではないかと思います。参加者の方の中にはみんなの思いがまとまったように感じてくださった方もおられました。(当日の感想・アンケートより)
他人に何かを伝える時、自分たちがまずその魅力を十分に理解し、それを相手に合った形で伝えなければなりません。今回は私たちが感じて欲しい花の力とそれ以上のものを、参加者の方々が感じてくださり、大満足の結果となりましたが、今後は学生だけでなく社会に向けて発信していきたいと思います。
今後の企画等についても随時告知しますので、ぜひご参加ください。
ご意見・ご質問等などありましたら、
flower2010pj@gmail.comまでご連絡下さい。