【担当教官 】伊瀬敏史(いせ としふみ)、戸田裕之(とだ ひろゆき)、
       栖原敏明(すはら としあき)、裏 升吾(うら しょうご)、
       中前幸治(なかまえ こうじ)、堀池 寛(ほりいけ ひろし)
【教官連絡先】06-6879-7695、06-6879-7733、06-6879-7771、06-6879-7772、06-6879-7811、06-6879-7884
【履修対象 】電子情報エネルギー工学科[共通基礎](3年次)
【単 位 数】1
【セメスター】5
【受講要件 】電磁理論I、電磁理論II、電磁理論IIIの内容に準拠して演習を行うので、これらの科目の履修を必須とする。
【概要・目的】
問題の演習を通じて電磁理論の内容に対する理解を深め、その基礎理論を実際上の問題解決に応用する能力を養うことを目的とする。

【授業計画】  ( )内は講義回数

  • 電磁気量の次元と単位(1回)
    種々の単位系における電磁気量の次元と単位に関する演習を行う。

  • ベクトル演算(1回)
    電磁理論の展開に欠かすことのできないベクトル解析の基本的事項と種々の ベクトル演算に関する演習を行う。

  • 電磁界中の電子の運動(1回)
    電磁界中の荷電粒子の振舞いとその応用に関する演習を行う。

  • 真空中の静電磁界(2回)
    電束および磁束に関するガウスの法則やアンペアの周回積分の法則など、電磁理論を構成する基本的な法則に関する演習を行う。

  • 静電界の境界値問題(2回)
    種々の座標系におけるラプラスの方程式の解法や、電気影像法による静電界 問題の解法に関する演習を行う。

  • 誘電体と静電容量(2回)
    誘電体中の電界および電束密度の振舞いや、コンデンサの静電容量に関する演習を行う。

  • 磁性体とインダクタンス(2回)
    磁性体中の磁界および磁束密度の振舞いや、コイルのインダクタンスに関する演習を行う。

  • エネルギー(2回)
    コンデンサ、コイル、抵抗などの電磁系が保有するエネルギーに関する演習を行う。

  • 電磁波(2回)
    波動方程式の解法や平面電磁波の性質に関する演習を行う。


  • 【教科書 】大阪大学工学部電気系 電磁理論演習テキスト
    【参考文献】
    【成績評価】期末試験(中間試験を実施する場合がある。)
    【コメント】