1.4 ステップ状不連続問題

 不連続形状として,接続された2つの導波路のうち,一方が完全に他方より大きい場合,Self-Reactionが連続となるように計算できるので,残差がゼロになるように展開係数を決定できる.

導波路 #1が #2より大きい場合

 導波路 #1が #2より大きいステップ状不連続部では,S2=0.そして,S0は導波路 #2の断面に一致する場合を考える. S0を積分範囲とする内積の計算にはモード関数の直交性を用いることができる.また,導波路 #1, #2におけるモードの展開項数を N1N2とすると,通常,N1>N2 にとる.電界の境界条件の式に導波路 #1のモード,磁界の境界条件の式に導波路 #2のモードを試行関数として用いれば, (1)[P¯22]=[U](2)[P¯11][U] より次式が得られる (3)a1+b1=[P¯21]T(b2+a2)(4)[P¯21](a1b1)=b2a2 これより, (5)[S21]=2([U]+[P¯21][P¯21]T)1[P¯21](6)[S12]=[S21]T また, (7)[S11]=[P¯21]T[S21][U](8)[S22]=[U][P¯21][S12]

導波路 #2が #1より大きい場合

 導波路 #2が #1より大きいステップ状不連続部であれば(S1=0),通常,N1<N2 にとり, (9)[P¯22][U](10)[P¯11]=[U] より, (11)[P¯12]T(a1+b1)=b2+a2(12)a1b1=[P¯12](b2a2) これより, (13)[S12]=2([U]+[P¯12][P¯12]T)1[P¯12](14)[S21]=[S12]T また, (15)[S11]=[U][P¯12][S21](16)[S22]=[P¯12]T[S12][U]