第42回中日理論言語学研究会

日 時:2015年7月19日(日)
場 所:同志社大学大阪サテライト・オフィス


ご報告:

 先にご案内させていただいた第42回中日理論言語学研究会は7月19日(日)、同志社大学大阪サテライト・オフィスにおきまして、28名の方々にご参加いただき、成功裏に終わりましたことをご報告申し上げます。

于氏が格助詞や連体助詞の誤用実態や学習難易度の全体像について、張氏が「の」の誤用が名詞の統語的用法の過剰般化であるという提案について、高山氏が対象項として生起する「に」と「を」の誤用実態とその原因について発表され、多くの質問・コメントが飛び交う、大いに盛り上がった研究会となりました。

お忙しい中、ご発表・ご参加いただいた皆様に心より御礼を申し上げます。

なお、次回の第43回中日理論言語学研究会は10月18日(日)に開催予定です。詳細は追ってご連絡させていただきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

それでは、今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。





公開シンポジウム「格助詞や連体助詞の誤用実態や学習難易度について」


<発表者及び発表題目(敬称略、順不同)>
(発表概要(PDF)を公開いたします)

于康(関西学院大学):
『YUKタグ付き中国語母語話者日本語学習者作文コンコーダンサー2015』から見た格助詞や連体助詞の誤用実態や学習難易度の分布について(PDF)

張佩霞(湖南大学):
「の」の過剰使用と名詞の統語的用法の過剰般化―中国語母語話者と韓国語母語話者の作文データを通して―(PDF)

高山弘子(関西学院大学大学院博士課程後期課程):
対象項に関わる格助詞「に」「を」の誤用―中国語を母語とする日本語学習者を対象に―(PDF)




※著作権は発表者にあり、引用される場合「中日理論言語学研究会第42回研究会発表論文集」を明記すること