第38回中日理論言語学研究会

日 時:2014年7月6日(日)
場 所:同志社大学大阪サテライト・オフィス


ご報告:

 先にご案内させていただいた第38回中日理論言語学研究会は、7月6日(日)、同志社大学大阪サテライト・オフィスにおきまして、45名の方々にご参加いただき、成功裏に終わりましたことをご報告申し上げます。

『文の全体と部分』と題し、シンポジウム形式でおこなわれた研究会でしたが、姚氏が認知言語学の観点から「NPがNPをV」構文の意味とその拡張について、井上氏が日本語・英語との対照から中国語の付加疑問の特性について、定延氏が文節というこれまで無視されてきた発話モードの特質とその重要性について発表をおこない、白熱した質疑応答で大いに盛り上がった研究会となりました。

お忙しい中、ご発表いただいた先生方、ご参加いただいた皆様に御礼を申し上げます。

なお、次回の第39回中日理論言語学研究会は10月5日(日)に開催を予定しております。詳細は追ってご連絡させていただきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

それでは、今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。







発表者:(発表概要(PDF)を公開いたします)

古川裕(大阪大学):
「日本語と中国語における〈流動(物)〉をめぐる対照研究」 (PDF)

高山弘子(関西学院大学大学院博士課程後期課程):
「二項動詞文に見られる格助詞「に」と「を」の交替」 (PDF)

岸本秀樹(神戸大学)・于一楽(神戸大学)
「中国語結果複合動詞の統語構造」 (PDF)


※著作権は発表者にあり、引用される場合「中日理論言語学研究会第37回研究会発表論文集」を明記すること