第33回中日理論言語学研究会

日 時:2013年4月21日(日)
場 所:同志社大学大阪サテライト・オフィス


ご報告:

 先にご案内させていただいた第33回中日理論言語学研究会は、4月21日(日)、同志社大学大阪サテライト・オフィスにおきまして、45名の方々にご参加いただき、成功裏に終わりましたことをご報告申し上げます。

田氏・郭氏による「還」の記述研究、原氏・常次氏による動詞の継続性の対照研究、下地氏の連体修飾節の対照研究について発表・質疑応答がおこなわれ、中国語・日本語が飛び交う、大いに盛り上がった会となりました。
お忙しい中、ご出席いただいた皆様、発表者の方々に心より御礼申し上げます。

なお、次回の34回中日理論言語学研究会ですが、日本学術振興会科学研究費(挑戦的萌芽研究)「GISを用いた混合方言の形成要因の解明―山西省中部の方言接触地域を中心にー」(代表:沈力)と共催し、7月14日(日)(9:30-17:00まで)同志社大学今出川校地におきまして「国際フォーラム2013」と題し、シンポジウム(テーマは「地理方言学研究の展望」)と研究発表会(テーマは「方言文法の行方」・「資源としての方言」)を開催致します。

詳細は追ってご連絡させていただきます。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

それでは、今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。







発表者:(発表概要(PDF)を公開いたします)

田禾(関西学院大学)・郭雲輝(同志社大学):
「“還没Z” 与“還不Z”」(PDF)

原由起子(姫路獨協大学)・常次莉恵(田莉)(神戸大学):
「“継続V”、“V下去”、“継続V下去”―日本語との対照からみた特徴―」(PDF)

下地早智子(神戸市外国語大学):
「中国語の連体修飾節の構造と意味―日本語との対照を通して―」 (PDF)

※著作権は発表者にあり、引用される場合「中日理論言語学研究会第33回研究会発表論文集」を明記すること