波をよく観察していると、ある同じ形のカタマリが繰り返しになって動いているということに気がつく。
つまり、たくさんある波も、形は1つしかない。
この、カタマリの1つ分のユニットを波長と呼んでいる。
どこからどこまでが波長かを理解することは、波の形を理解する基本中の基本だ。
今度は波のある一点だけを、どのように上下しているか観察してみよう。すると面白いことに、その一点も波のような運動をしていることがわかる。
(アニメの黄色い点が上下する様子をグラフにしたのが下のアニメ。)
このように、時間と振動の関係を表した波においてカタマリ1つ分のユニットを、周期と呼んでいる。
同じような波が上と並んでいるけれども、まったく性質が違うので注意しよう。