研究の方法
本研究室では目的を達成できる方法であれば、どんな方法でも採用する。しかし、よく使われている方法は以下の通り。
@ グラフィック戦略の現状調査
たとえば:
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新聞・雑誌等で使われている表やグラフの技法の変遷をたどる
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高校教科書で使われている図表現を一定のテーマに沿って収集し、技法を分析する
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(スポーツ新聞に掲載されたトーナメント図) |
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A 受け手の行動観察・心理実験
たとえば:
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同じ情報を違う技法で表示したとき、別の場所に視線が誘導されるかを調べる
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同じ情報を違う技法で表示したとき、理解にかかる時間や理解の正確さに違いが出るかを調べる
視線運動観察+心理実験 |

(情報グラフィクス上の視線の動き) |
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B 図表現の意味分析
たとえば:
- 図表現の意味論的性質を分類した従来の理論を理解し、それを改良・洗練する
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特定の図表現の技法に焦点をあて、上記の分類の観点から、それがどのような意味論的性質をもつかを調べる
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(意味論的分析の図) |
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